店舗のアラビア語看板、市役所職員らにより撤去
2018年06月29日付 Hurriyet紙


エセンユルトで営業する店舗の大多数はシリア人が営むものだが、それらの店舗の看板で基準に適合しないものが警察によって撤去された。同区における看板は、TSE(トルコ規格協会)の基準に沿って、内容のうち最低でも75%がトルコ語表記でなければならない。行政による注意喚起ののち、一部の店舗は指定された期間で看板の内容を変更したが、変更しなかった店舗では警察が看板を撤去した。

エセンユルトはシリア人が最も多く居住する地域の一つであり、シリア人が営む店舗に対する規制が制定されている。エセンユルト区のアリ・ムラト・アラテペ区長はここのところ、シリア人が営む店舗に対して任意の衛生検査を実施し、のちに同区に定住するシリア難民が営む店舗の看板について、TSEの規定に基づき、看板において75%トルコ語を使用する義務を課した。

シリア内戦の開戦により、数多くのシリア人がトルコへ逃れ、彼らの一部は様々な土地で開業した。この中で、シリア人が密集して暮らしているエセンユルトでは、多くの地点でレストランや食料品販売など数多くの店舗が開業した。大部分の店舗では、看板の大部分がアラビア語表記である。統一感のないデザイン、外国語の使用、スペルミスを含む看板が景観を損ねており、書いてあることが理解できないという市民による苦情が増えていることに伴い、エセンユルト区が動いた。店舗に対し、看板の内容のうち75%がトルコ語である必要があるとの通達を発した。これに伴い、シリア人の店舗は短期間で、看板を命令に適合するように変更した。エセンユルト区の警察部隊は、猶予期間内に看板を変更しなかった店舗に対する措置として看板を撤去した。

この取り組みについて、エセンユルト区のアリ・ムラト・アラテペ区長は、同区がシリア人難民の最も多く居住する区の一つだとしたうえで、彼らの中には地域の秩序に従ってレストランを開業している人々がいると述べた。アラテペ区長は、トルコに居住するすべての人と同じく、シリア人も法に従う必要があると述べ、特に衛生面での検査では、基準に適合しない状態で営業していた店舗を閉鎖し、不備を是正した店舗については営業を再開させたと述べた。 

アラテペ区長はもう1つの重要な点として、アラビア語表記の看板を挙げ、以下のように述べた。

「人々は、この場で何が行われ、何が販売されているのかを理解するのに苦労している。我々も看板について、70%トルコ語・30%アラビア語の規則を制定する予定だった。ここで我々の区は、看板におけるトルコ語の比率を75%とした。我々も法に従い、トルコ語を75%とする行政指導を行った。衛生面と看板に関する規則に従った検査はこれからも継続的に行う。シリア人からも前向きな反応を得た。特に衛生検査では、「我々の清潔への歩みを進めてくれた」と言っていた。シリア人の料理で使用される香辛料の臭いを予防するために、フィルターの設置を義務化した」

警察部隊による措置を見た市民らも、衛生検査と看板の是正措置に満足していると述べた。エセンユルト区では、警察部隊による衛生検査と看板の検査は、回数を増やしつつ今後も継続されるということだ。

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(翻訳者:神谷亮平 )
(記事ID:44994)