新たな大学入試一斉試験(YKS)の採点はどのように?
2018年06月30日付 Yeni Safak紙


200万人以上の生徒が今日(6月30日)、(大学入試一斉試験である)高等教育機構試験(YKS)の1つ目のテストである基礎能力テストに向かった。生徒たちの最大の関心事は、「YKSの点数はどのように計算されるのか」という問いだ。ご存知のように、YKSの採点システムは変更された。では、大学選択の前のYKSの採点はどのように行われるのか?皆さんが気にしているその詳細は我々の記事にある。

今年初めて実施される高等教育機構試験(YKS)のマラソンが始まった。YKSの1つ目のテストである基礎能力テスト(TYT)は今日、2つ目のテストである分野別能力テスト(AYT)と外国語テスト(YDT)は明日、行われる。YKSの第1テストのTYTと第2テストのAYTの受験者は10時以降、YDTの受験者は15時30分以降、試験会場に入ることはできない。

■YKSの結果はいつ発表されるのか?

TYTに出願した238万1,784人の受験者は、7,884会場12万9,291部屋の試験会場で、AYTに出願した201万9,853人の受験者は6,746会場10万8,470部屋の試験会場で、YDTに出願した13万1,453人の受験者は779会場6,418部屋で、それぞれ試験を受ける。TYTでは、受験者はトルコ語テスト40問、社会科学のテスト20問、数学基礎のテスト40問、化学のテスト20問の、合計120問に向かう。AYTでは、トルコ語および文学・社会科学の1試験40問、社会科学の2試験40問、数学の40問、化学の40問、YDTでは80問が出題される。YKSの結果は7月31日に発表される。

■2018年度YKSの採点はどのように?

YKSで実施されるテストで提出された答案は、テストごとにそれぞれ採点される。受験生が受けた各試験で行われる各テストについて、1つの標準得点が算出される。

毎年約200万人が受験を争うTYTでは、合格基準が引き上げられた。高等教育機構(YÖK)は、TYTの合格点を140点から150点に引き上げた。

テストの標準得点は以下のように計算される。
1.各受験者がテストで解答した正解または誤答の数が決まる。
2.正答数から誤答数の4分の1を引き、受験者が関連するテストで獲得した素点を出す。
3.最終学年の全受験者が関連するテストで獲得した素点を使い、そのテストの平均と標準偏差を出す。
4.この平均と標準偏差を使い、すべての受験者について平均50、標準偏差10となる標準点を算出する。
5.試験後行われる分析で、テストで間違った問が発見された場合、関連するテストで最低1問正答した受験者全員がこの問を正答したと認められ、受験者の点数は他の問に対する解答とともに計算される。

中等教育成績点(OBP)の値の範囲は250点から500点となる。OBPは、トルコ全国の評価の基準とされ、中等教育の修了点数(100点計算のディプロマ点数)に5をかけ、中等教育成果点(OBP)に換算される。

こうして、ディプロマ点数の下限である50点の場合OBPは250点となり、最高点である100点のディプロマ点数のOBPは500点となる。50点以下のディプロマ点数は50点として計算される。

その後、このOBPは、全員の単一の係数として使われる0.12の係数をかけ、学校からの詳細点が計算される。

最終的に、最低点の生徒には学校から30点が与えられ(0.12 ×250=30)、OBP500点を獲得した生徒には60点(0.12 ×500=60)が与えられる。

つまり、学校の点数が計算される際は、全員に単一の係数が使われる。すべての生徒のOBPに0.12の係数がかけられる。

教員高校の卒業生が自身の分野の教職課程を選んだ場合、または職業高校卒業生が自身の分野のプログラムを選択した場合(職業・技術中等教育機関(MTOK)を除くその他の4年制高校)、OBPに0.06の追加の係数がかけられ(最大30点、最低15点となる)、すでにあるその他の、係数0.12で計算された点数に加えられる。つまり、合計で学校の点数0.12+0.06=0.18がかけられ、合計で最低90点となる。

■各校主席生徒の点数計算

各校の主席生徒も、ディプロマ点数がある場合はそれを、他の生徒たちのようにまず5倍し、その後出た数に0.12がかけられる。

(学校からの点数の計算)

追加点の最大値は500×0.06=30点となる。
つまり、職業高校と教員高校には、最大で30点の追加点が与えられる。

選択の結果、大学でどこかの学部に合格したものの入学しなかった(通信制大学の定員のない学部や入試なしの入学でどこかに所属した者を除く)生徒が、その年もう一度受験した場合、0.12のOBP係数は半分に下げられて0.06がかけられ、0.06の追加係数がある場合は半分にされた0.03がかけられる。
つまり、OBPシステムにおいては、各校の主席に直接60点が加点されるわけではない。

■YKSの点数はいつまで有効か?

基礎能力テスト(TYT)は、後期中等教育および高等教育のための最低点を定める。学部課程を選ぶための最低点は変わらない。150点以下の受験生には選択権はなく、180点以上でその権利を獲得する。200点以上の点数は翌々年の年内まで有効となる。

■YKSの点数の種類は変わったか?

YÖKのイェクタ・サラチ会長は、新システムを発表した際、点数の種類に関して次のように述べていた。

「簡単に言うと、新たなシステムはよりシンプルでわかりやすいシステムだ。試験の点数の種類は18から5に減らされた。試験は5週末から1週末に減らされた。6つの段階から3つの段階に減らされた。基礎能力点の設置も重要だ。トルコ語と数学が基本の評価となる。1つの点数で職業高校を選ぶことができるようになるシステムだ。試験期間については、以前のシステムに注目しており、ストレスがないようにするため必要な期間について専門家から情報を得た。トータルで問題を理解する時間の計算を考慮し、最良の点を見つける。」

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(翻訳者:永山明子)
(記事ID:45001)