再びモースルへ―総領事館、再開へ
2018年07月05日付 Milliyet紙

4年前、テロ組織のイスラム国からの脅威によって閉鎖されていたモースルとバスラの総領事館が再び開かれる。最初に任命される者達はモースルとバスラへと行き、同地域で再開に向けた取り組みを開始する。

トルコはイスラム国の脅威によって4年前に閉鎖をしたモースルとバスラの総領事館の活動を再開する。2007年に業務を開始したモースル総領事館は、思い起こされるように2014年の6月11日にイスラム国の兵士達によって急襲され、当時、オズチュルク・ユルマズ総領事、領事館職員とその家族45人は101日間人質に取られた。心から解放を望む日々であった。

■存在を示すであろう

モースル総領事館が急襲されてから一週間後、イラクにおける4つの重要な都市の一つでありペルシャ湾に面した港として知られているバスラの総領事館も引き払われた。バスラ総領事のトルガ・オルクン氏と職員は装甲車でクウェートに逃れた。現在、外務省は2人の新たな総領事を任命し、ここでの存在を再び示していくことになるだろう。現在、(総領事館の再開について)正確な日付を示すことはできない。なぜなら、初めに任命されることになる者達はモースルとバスラへと行き、そこでの再開に向けた取り組みを開始することになっているからである。進行した土地を壊滅させるイスラム国は残念ながら、多くの場所のようにモースルの総領事館も破壊した。今日、そこで修復される予定の建物に関して言及することはできない。モースルで建物を借りるのか、購入するのか、あるいは建てることが必要となるのか、この取り組みののちに明らかにされる。バスラでは現存のビルの見直しを十分にできるであろうことが明らかにされた。

2つの総領事館が4年後に活動を再開するための準備をすることは間違いなく、イラクでのイスラム国の脅威がかつてほどではないことを示している。脅威は完全になくなったということであろうか?そんなことはない。未だに活動を停止している組織の支部があり、作戦的な意味において新たな戦略に出ていることが分かる。 また、ただそれだけではない。クルディスタン労働者党(PKK)や他の各組織もある。しかし、関係者はイラクにおいて安全的観点において比較的改善していること、またイラクの治安部隊において、より強力な命令がなされていることを述べた。外交的な任務の保障は、まずホスト国の責任であるためこのような命令は重要である。それに加え、トルコが自ら可能な限り任務の保障も確保するだろう。

■アンカラーバグダード連合

また、総領事館が活動を再開することには他の意味もある。最近のトルコ–イラク関係の観点から順調なプロセスがある。プロセスのきっかけはアンカラ–アルビールの緊張であった。2017年の9月の北イラクでの独立のための国民投票のプロセスがアンカラ–アルビール間の溝を深めた時、アンカラとバグダードの両者の協力が高まった。ハブール川を除いた331キロにわたる国境上で、オヴァキョイにも国境門が開かれるのかが当時問題になった。オヴァキョイとフィシャブル間に開かれる新たな国境門が、両国の商品取引を促進させることに加えて、モースルから南へと伸びる新たな経済領域を作り出すことが述べられている。現在、これはモースル総領事館の活動再開とともに評価される。

国民投票の後、トルコはイラクにおける継続的な安定と発展において援助をすることを望み、2月にクウェートで、イラクの再開発のために行われた投資家たちの会議においてもそれを示した。

トルコは現在イラクにおいて、政府設立のプロセスを監視している。全てのレベルにおいて”包括的であること”という提言がなされている。かつて排除された者たちが先鋭的に変わっていったこと、これが不安定性をもたらしたことが思い出されている。さらに、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はイラクでの選挙の勝者であるシーア派の指導者ムクタダー・アッ=サドル氏へと電話をかけ、祝福した最初の指導者であることを含めて、トルコが4年後にモースルとバスラへと戻ることが大変重要であることは明白である。 

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(翻訳者:村田七海)
(記事ID:45020)