新たなシリア難民群、拡大ー35万人
2018年07月07日付 Hurriyet紙

アサド政権とその支持勢力がシリア・ダルアー県で攻撃を行っており、ヨルダンやイスラエルとの国境地域へ逃れた市民の数は35万にのぼる。

最新の情報によると、シリアではバッシャール・アサド政権とその支持勢力が南西部のダルアー県を激しく攻撃しており、その攻撃から逃れた市民の数は35万を超えたとのことだ。

アサド政権とその支持勢力は、6月20日、南西部ダルアー県で、敵対勢力の支配下にある市民の居住地域を抑えるために軍事作戦を開始した。そのため、シリア南部ではヨルダンやイスラエルとの国境地域への避難が続いている。

アナトリア・エージェンシー(AA)の通信員へ情報を提供した、ダルアー県を防衛する市民によると、アサド政権側の攻撃によってヨルダンやイスラエルとの国境地域へ逃れた人々の数は35万を超えたとのことだ。家を追われたダルアー県の市民らはヨルダンへ逃れることを望んでおり、国境付近で保護の可能性を求めている。

避難民の大部分は、生活場所になるテントさえ持っていない。数十万の避難民のうち大部分は女性や子供であり、清潔な水を得られない状態で生活している。国境付近では45℃にものぼる極端な暑さと砂漠の風により、避難民の生活環境はより難しいものになっている。

■空から見た様子

政権側のダルアー攻撃から逃れ、テントでの厳しい生活を余儀なくされている市民らの様子を、AAは空撮した。乾燥した不毛の地で無造作に建てられた何百ものテントが、目の前に展開している。ダルアーを逃れた市民らは、支援機関による援助を待っている。

バッシャール・アサド政権はおよそ2週間前、イラン革命防衛隊とロシア空軍の支援の下、シリア南部の敵対勢力の支配地域に対する軍事作戦を開始した。政権は南部ダルアー県の東側の地域を掌中に収め、そこから逃れた避難民らは近くのヨルダンやイスラエルとの国境地域に集まっている。

シリア人権ネットワーク(SNHR)は、数日前、アサド政権とその支持勢力が先月開始したダルアー県への軍事作戦によって、198,000人の市民がヨルダンやイスラエルとの国境地域へ逃れたと発表している。この件に関するレポートによると、5月中旬に始まった軍事作戦の結果、何百もの市民の命が奪われたとのことだ。

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(翻訳者:神谷亮平)
(記事ID:45025)