イエメン:イエメン政府は、捕虜を解放し人道支援に便宜を図るまではフーシ派と交渉しない
2018年07月22日付 al-Hayat 紙

■イエメン政府は、捕虜を解放し人道支援に便宜を図るまではフーシ派と交渉しない

【アデン:本誌】

イエメン正統政府のアハマド・オベイド・ビン・ダグル首相は昨日(21日)、マーティン・グリフィス・イエメン担当国連事務総長特使がホダイダとその港湾(西部)の状況について行った提案に対するイエメン正統政府の返答を通達した。グリフィス特使は7月初めにアデンを訪問した際にアブド・ラッボ・マンスール・ハーディ大統領にこの提案を提出している。他方、イエメン政党政府を支援するアラブ連合軍の戦闘機は昨日未明(21日)、ザマール県(サナア県南方)の東部にあるアナス地区にあるフーシ派民兵の司令・通信部を爆撃した。

ビン・ダグル首相は「今後どんな協議をするにせよ、フーシ派が自派の勾留所で捕らえている捕虜をすべて解放し、イエメン全国の被害地域への人的支援や救助の到着に便宜を図ることによって善意を示す必要がある」と強調した。また、イエメン政府が「3つの根拠(湾岸のイニシアチブ、イエメン国民対話会議のアウトプット、関連する国連決議)に基づく公正かつ包括的な和平を強調したほか、フーシ派組織がサナア県や諸都市から完全撤退し、政府に武器を引き渡し、正当な権力の帰還を約束することを強調する」と述べた。

ビン・ダグル首相はグリフィス特使に対して「国連は、イエメンにおけるクーデタに反対すべきだ。そうしないと世界のあらゆる地域において選ばれた正統政府に対するあらゆるクーデタ措置に対応せざるを得なくなる」と述べたうえで、「フーシ派武装勢力は和平に一日たりとも真剣に参画したことがなかった。合意を履行する中で不正を働き、条約や合意を反故することに慣れている。直近だとフーシ派はホデイダからの撤退、民間人が戦争に巻き込まれることを拒否した」と話した。

グリフィス特使は、「イエメン政府の和平プロセス支援に向けた努力と政治的解決に向けた誠実な意志」を称賛し、「交渉の再開に関してビン・ダグル首相が示した考えにلبلورة الرؤى
対し喜びの意」を表した。グリフィス特使は、国連が「今後数日間、全ての当事者と協議を行っていく。これまでの和平の根拠と合致する実現可能なアイデアやビジョンを具体化し、そして被害に遭っているイエメン人の人道的側面も確認するためだ」と述べた。 

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:中鉢夏輝 )
( 記事ID:45105 )