レバノン:ハリーリー暫定政府首相、アウン大統領との対立を否定
2018年07月26日付 al-Hayat 紙

■ ハリーリー暫定政府首相は政府の解決策について語り、アウン大統領との一切の対立を否定

【ベイルート:本紙】

レバノンの暫定政府首相サード・ハリーリー氏は、同氏とアウン共和国大統領との間で対立が生じ、そのことが今年5月23日に任命された組閣を遅らせているという、メディアや政治上の雰囲気を払拭することに躍起になった。これは、昨日午後に両者が内閣の誕生を妨げる障害について話し合うため会合を開いた直後の出来事だ。

ハリーリー氏はアウン大統領と約1時間半をかけて会談した後、アウン大統領と組閣について議論したことを発表し、次のように強調した。「私と大統領閣下との間に決定的な対立はなく、我々は国益のために、継続的に連携してことに当たっている。組閣に関していくつかの難航している点に対する解決策があり、私は今までのどのときよりも楽観的であり、この楽観が続くことを願っている。」さらに同氏は、「協議をすべて終わらせるため」、近日中にアウン大統領との会合を再度行うことを示唆した。

また、ハリーリー首相は、アウン大統領との関係についての疑いを否定し、次のように述べた。「私と大統領との間の対立に関するいかなる言葉も、私の辞書には存在しないし、大統領の辞書にも載っていない」と語った。

ハリーリー氏は、「組閣を妨げている障害は取るに足らないものである」と考えていると同時に、「派閥間の政治的な攻撃を減らすよう」要請し、「メディアがエスカレートしていることは、事態のさらなる悪化を招く」と見なしている。

(後略)

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( 翻訳者:岩崎ソフィア )
( 記事ID:45127 )