ビザンツ・ブーコレオン宮、放置に泣く…
2018年07月25日付 Cumhuriyet紙


ビザンツ時代から残る1600年の歴史を持つブーコレオン宮殿だが、この宮殿に関する申請や保存計画が今まで全く存在しなかった。

チャトラドゥカプ地区のブーコレオン宮殿は、ビザンツ時代から1600年の歴史を持ち、UNESCO世界遺産リストに名を連ねているが、文字通り放置されていた。イスタンブル第4文化遺産保護地域委員会が出した2018年7月13日付けの文書では「ブーコレオン宮殿遺構に関する評価を求めるいかなる要求や計画、申請」も見つからない。

マルマラ海沿岸部ジャンクルタラン地区とクムカプ地区の間に位置するチャトラドゥカプ地区では小アヤソフィアのすぐ東側の小アヤソフィア地区にあるブーコレオン宮殿について正式な発表が出された。ファーティヒ区の共和人民党(CHP)所属ファズル・ウウル・ソイル議員は、2018年7月12日にイスタンブル第4文化遺産 保護地域委員会に「ブーコレオン宮殿が内包する負の側面」についての質疑を行った。ソイル議員は次の質問に対し回答を求めた。

・遺産について今日までなぜいかなる策も講じられず保護されてこなかったのか。
・イスタンブル広域市(İBB)やファーティヒ区に対し環境対策や保全のために申請をしたことはあったのか。
・このような申請がなかったのであれば委員会の義務に明記されている「文化遺産の保護及び管理」の義務を果たさなかった責任について法的な手段が採られたことがあるか。

■翌日に回答

回答は翌日の2018年7月13日に行われた。イスタンブル第4文化遺産保護地域委員会の回答は歴史的な遺産が放置されていたことを告白するかのようであった。「委員会は件のブーコレオン宮殿遺構についての評価を求めるいかなる要求や計画、申請を行わず、本宮殿に損傷をもたらす掘削などの活動に関しイスタンブル第4文化遺産保護地域委員会が2016年7月21日付け第4978号の決定にも述べられている通り、『…第2863法第10項に基づき必要な保護及び保全措置が財産所有者であるイスタンブル広域自治体により実施される』必要な状態であります。」

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(翻訳者:市野太音)
(記事ID:45130)