私立大学の現状、明らかに
2018年07月29日付 Cumhuriyet紙

高等教育機構(YÖK)の私立大学報告書によると、学生1人あたりに大学が費やす費用は、31大学で1万TL以下である。一方で、学費は上がり続けている。

高等教育機構(YÖK)の私立大学に関する報告書によって、学生たちに何千TLもの学費を請求している大学の状況が明らかになった。報告書によると、私立大学の多くで、図書館問題と学生1人あたりの本の冊数が注目を集めた。学生1人あたりの図書館の広さが1平方メートル以上あるのは私立大学のうち5大学のみだった。学生1人あたりに対する費用では、上位10大学のみで2万TLまたはそれ以上となり、下位31大学は1万TL以下に留まっていることが明らかになった。

■大多数はイスタンブルに

「私立高等教育機関2018」報告書で、私立大学の国際的な場での業績順位、学生数、学生1人あたりの図書館と屋内空間の広さ、図書館の蔵書数と、私立大学の学生1人当たりに行われる支出といくつかの分野における業績が並べられた。

報告書によると、76の私立大学のうち、47大学がイスタンブル、12大学がアンカラにあり、11都市のみに集中している。学生数を見ると、後期中等教育の1万1,260人を含む学生数2万6,808人を持つイスタンブル・アイドゥン大学が第1位となった一方、コンヤ食糧農業大学は219人で最下位となった。学部教育に関しては、ベイケント大学とイスタンブル科学大学が1・2位を占めた。大学院では、学生数を見ると、オカン大学が1万1,000人で1位となった一方、3大学には大学院生がいないことが目を引いた。
YÖKの報告書では、法学部と医学部がある大学の中での業績順位によると、コチ大学が首位となった。歯学部および薬学部のある少数の私立大学の中でも、ベズミ・アレム・ワクフ大学が特出していた。

■図書館問題

報告書で最も目を引いた要素の1つは、学生1人あたりの図書館の広さだ。報告書によると、学生1人あたり1平方メートル以上の広さがあるのは5大学のみでであることが注目を集めた。サバンジュ大学では学生1人あたり2.3平方メートルの場所があることが注目を集め、この大学以外ではコチ大学、アトゥルム大学、ビルケント大学、チャー大学のみが図書館に学生1人あたり1平方メートル以上の場所があった。

学生1人あたり10冊の蔵書数があるのは9大学のみで、上位3位をイスタンブル・イルミドクズ・マユス大学、ビルケント大学、コチ大学が占めた。下位8大学の図書館では、学生1人あたりの蔵書数が1冊であることが注目を集めた。

報告書によると、学生1人あたりの大学の出費を調査すると、すべての学生が100%の奨学金を受けているコンヤ食糧農業大学が11万6,000TLで第1位となり、コチ大学の6万TL、サバンジュ大学の5万1,000TLが続いた。最下位は、4,000TLでニシャンタシュ大学、2,000TLでユーラシア大学となった。

■格差がある

報告書には、大学の学問的業績が評価されたURAPのデータも掲載された。それによると、学問的試みを点数化した順位の上位3位はビルケント大学、コチ大学、サバンジュ大学となった。報告書では、ビルケント大学が、論文数、引用件数、 全ドキュメント数、博士の数、卒業生の数と教員の割合で702点を獲得し1位となり、最下位はヌフ・ナジ大学の92点で、大学間の格差も明らかにされた。

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(翻訳者:永山明子)
(記事ID:45140)