ギリシャへの渡航ヴィザ申請業務、アイヴァルクでも
2018年07月29日付 Hurriyet 紙


バルクケスィル県アイヴァルク郡商工会議所とギリシャ総領事館の間で取り交わされ議定書により、ギリシャへの渡航ヴィザ申請は、最速で行われる。

アイヴァルク商工会議所とギリシャ総領事館の間で1年間の協議の末に3月にギリシャへの渡航ヴィザ申請に関する議定書が調印され、アイヴァルクでギリシャへの渡航ヴィザ申請業務は、EU27カ国のヴィザ申請業務を行うスイス系のVFSグローバル社により開始された。

アイヴァルク商工会議所内に設置された事務局で平日は8時30分から12時までの間ヴィザ申請業務が行われ、20ユーロの手数料を含む80ユーロで5日以内にシェンゲン・ヴィザが発行され、アイヴァルクの観光客に評判である。

アイヴァルク商工会議所ムスタファ・ビュユクチュイグン会頭は、観光都市であるアイヴァルクの観光客にとって大きな利便性とともに導入されたヴィザ申請業務に関する会見を行った。

■ヴィザ関連業務がアイヴァルクに

ギリシャへの渡航許可のためのヴィザのサービスがアイヴァルクで暮らしている人々にもたらされたと述べたビュユクチュイグン会頭は、「ヴィザを取得するためにイズミルまで行くという困難が取り除かれた。アイヴァルクの国境門はヨーロッパに開かれた重要な場所である。イズミルのギリシャ総領事館と議定書に調印した結果、ヴィザの申請手続きは行われている。

ヴィザの申請に路上で1日費やしていたが、これが解消された。時間とお金が節約できる。アイヴァルクからギリシャのレスボス島への渡航者数は、年間平均約8万人である。毎年、何千人もの人がヴィザの発行のために申請している。もはやこの申請がイズミルの代わりにアイヴァルクで行われる。近県や近隣の諸都市から人々がイズミルの代わりにアイヴァルクを訪れる。アイヴァルクでは、現在、ヴィザの申請が増加している状況である。私たち商工会議所のアイヴァルクと会員への貢献は言うまでもない。このため[同じ建物内のヴィザ担当]会社からいかなる賃料も徴収していない。この業務ために一つの部屋を用意した。会員にどのような利益があるか、アイヴァルクに観光分野でどのような貢献ができるかを考えて行動してきた」と述べた。

ヴィザ発行会社取締役セルタン・アスランチュルク氏はというと、記者会見で、トルコで24カ国の業務を代行していると強調し、「私たちの会社は、トルコではアンタルヤ、ボドゥルム、マルマリス、クシュアダス、イズミルでヴィザ発行業務を手掛けている。今回、アイヴァルクでも行うことになった。4月から約400件の申請を受け付けた。1日平均のヴィザの件数は5件である。ギリシャ渡航ヴィザ申請センターより、イズミル同様に指紋と網膜の登録を行い、アイヴァルクでのヴィザ申請業務についてはイズミル総領事館が管轄する12県で住民登録をしている申請者は、アイヴァルクでヴィザ申請を行うことができる」と述べた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:45145 )