イランにおける自閉症の児童数が増加傾向に
2018年05月23日付 Hamshahri紙

自閉症協会会長サイーデ・サーレフ・ガファーリー氏は次のように述べた。「今年、新生児のうち59人に1人が自閉症であると報告されており、自閉症の子どもの就学問題に直面しており、行政側はそのための対策を立てなければならない。」

イラン国営通信(IRNA)によると、同氏は自閉症図書館の開館式において、「自閉症の子どもは卒業後社会的な居場所がないため、我々は今すぐ彼らに十分な配慮が必要である」と加えて述べた。

同氏は、自閉症図書館開設のために多額の経費を費やしたことに触れながら、自閉症の子どもは学校や大学に入学できる水準に到達できると続けた。

サーレフ・ガファーリー氏は全社会階層に自閉症に関する知識を増やしてもらおうと考え、述べた。「自閉症は、自閉症の子供を持つ両親や隣人だけではなく、社会全体が関わるべきものである。」

同氏は、自閉症の診断が3歳未満で行われれば、子どもたちは社会の中で居場所を見付けることができると述べた。

ガファーリー氏はこう付け加えた。「子どもを対象とした診断検査計画が実行に至らず、また、現在自閉症児童保護センターが存在しないことに遺憾に思い、同センターの必要性はさらに増していると痛感する。」

同氏は「自閉症者のなかには、残念ながら現在支援を受けていない精神医療施設やサービスを受けざるを得ない者もいる。」と説明した。

自閉症図書館は、書籍・読書文化の普及と自閉症者とその家族の福利を目的として、保健(・医療・医学教育)省、社会福祉庁、国連児童基金(UNICEF)テヘラン事務所、国連教育科学文化機関(UNESCO)の責任者達、そして映画界で話題のセレブたちが列席する中、開設された。

イラン国営通信(IRNA)によれば、自閉症は社会的発達障害の一種であり、不自然なコミュニケーションや発話行動が特徴とされる。

社会福祉庁もまた、過去数年間にわたる自閉症診断の試行に言及し、イランの人口の1%すなわち70万人が軽度から重度の自閉症の症状があると推定されると以前に発表していた。

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(翻訳者:M.S)
(記事ID:45148)