イエメン:イエメン政府は、捕虜を解放し、人道支援に便宜を図るまではフーシ派と交渉しない(2)
2018年07月22日付 al-Hayat 紙

■イエメン政府は、捕虜を解放し、人道支援に便宜を図るまではフーシ派と交渉しない


ハーディ大統領は「戦線を展開させてザマール県にいるフーシ派組織を締め付け、イッブ県、タイズ県、バイダー県に通じる彼らの兵站線を断つ必要がある」と語気を強め、「タハーマ地域(西部)における抵抗の役割を再活性化させることと、フーシ派勢力を敗北させるあらゆる支援を提供すること」の重要性を強調した。

一方、ニュースサイト『ヤマン・アラビー』のサイトによると、アラブ連合軍の戦闘機は、サアダ県(北部)でフーシ派に属する警察のキャンプを攻撃した一方で、イエメン軍はサアダ県西部のシャダーア地区のフーシ派民兵拠点を標的に「独自作戦」を実施し、フーシ派の武装者数十人を殺害した。 

また、第三旅団(大統領府の警備を担当)のアムマンマド・アブドッラー・アジャービー司令官は、ニュースサイト「セプテンバー・ネット」に対し、「第三旅団に属する特殊部隊が、シャダーア地区に面するトゥイレグ山にあるフーシ派拠点に対し包囲作戦を決行し、成功した」、「この戦闘ですべてのフーシ派の武装者を殺害した」と述べた。



その3に続く

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( 翻訳者:中鉢夏輝 )
( 記事ID:45155 )