ケルマーン州の80%の野生動物が絶滅の危機
2018年06月26日付 Hamshahri紙


ケルマーン州の環境保護局長官は、州内での多様な生物が絶滅の危機に瀕していることに言及して言った。「現在の気候条件では、今年10月から11月までにこの地域の80%の野生動物が死んでしまうだろう。」
イラン国営通信によると、レザー・ジャズィニーザーデ氏は、「生活環境における水利権を遵守しないこと、耕作パターンが変わらないこと、乾燥化、地勢条件を考慮すると、野生動物や自然環境に行き渡る水の割合は十分ではなく、ケルマーン州の生息地は絶滅の危機にある。」と述べた。

彼は、現在ケルマーン州の耕作地への年間降水量が不足していることを指摘し、こう言った。「過去何年かのうちに、この州で干ばつがあり、野生動物や多様な生物への被害は決定的だ。」

ジャズィニーザーデ氏は、ケルマーン州での予算立案制度の中の(生活環境問題に関する)第10項・12項の重要性を強調し、こう述べている。「この国のシンボルとしてのケルマーン州の生物多様性は失われつつあり、それは全ての住民や責任者にとって、我が国の生活環境分野における深刻な警鐘と見なされる。」

ケルマーン州の環境保護局長官こう付け加えた。「当局は、生物多様性を保護する方向で、ケルマーン州危機管理本部と連携し、各地域の生活環境の窮状を正確に通知し合っている。」

彼は、住人や責任者たちが自然からの賜物を保護するために相乗効果を上げなくてはならないことを強調し、述べた。「最高指導者は、第6次5カ年計画の後、生活環境を三権の長に通達した。それ故責任者たちは最高指導者の雄弁な演説を自らの道を照らす灯りと見なし、この分野での効率的な相乗効果を上げなくてはならない。」

ジャズィニーザーデ氏は言った。「ケルマーン州における政府の生活環境計画と国会議員たちによる追跡調査によって、明るい道が開かれるだろう。それ故に、すべての分野で、生活環境保護のための包括的管理が完全にかつ綜合的に行われなければならない。」

彼は加えて、「生活環境は二次的なものでも贅沢なものでもない。もし生物多様性、気候、土壌が被害を受けるのであれば、ケルマーン州の経済・政策・発展の分野におけるすべての努力は無駄に終わるだろう。」

専門家たちが言うには、「今日、ケルマーン州で進行している干ばつはレッドラインを超えていて、それにより生息地や湿地を深刻な破壊の域にまで達している。したがってこの点について、この州のすべての機関、農業従事者、手工業者、住民の間での確固たる意志と人一倍の努力が、この危機から脱するために必要である。」

ケルマーン州は181,000平方キロメートル、国の中で最も広い州と見なされ、この地域の気候は非常に暑く、乾燥している。

環境保護局の管理下にある4つの地域には、国立公園、国立自然遺産、野生動物の生育地、保護地域が含まれており、全部で2,045,257ヘクタール、ケルマーン州の13.1%の広さを占める。

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(翻訳者:Y.W.)
(記事ID:45170)