テヘランにおける自転車利用計画の前途多難(その1)
2018年06月27日付 Hamshahri紙


「火曜日ノーカーデー」は、テヘランや国内の他の都市の多くの市民が自動車と汚染から逃れるために公共交通機関と自動車を使用するという流れから生じたものであるが、何人ぐらいの市区長たちが、人々の間で広がった運動に参加しているのだろうか。

市区長たちは長年テヘランのある範囲内で公害のない公共交通機関と自転車の使用実施について決定を下しているが、この課題は依然として未達成である。「火曜日ノーカーデー」計画に基づいて、昨日何人の市区長が公共交通機関や自転車で市内を移動しただろうか?

自転車は、世界の大都市において、もっとも害のない公共交通機関のうちの一つであるが、施政者たちはたびたび表に出ることなく、これを実行するにあたっての障害を取り除くことはできていない。テヘランから750キロ圏内の街では、自転車利用計画はどれも有効な処方箋・治療法とはなりえなかった。12年間、市区長たちは何度もテヘランの交通渋滞と大気汚染に対し自転車という処方薬を調合し、莫大な予算をこのルートに費やしており、中でもテヘラン第8区発190kmルート計画は解決策の一つであった。しかしどのルートも普及せず、テヘランの自転車利用計画はいつも失敗に終わった。

テヘランの自転車利用計画の実行という難問に対し、大規模な研究が為された。その一つは、テヘラン都市開発研究センターと関係していた。その研究によると、計画実行に対して15件の障害が認められた。その中で最も重大な障害は、自転車に対しての自動車やオートバイのスピードであり、それが自転車の交差点での通行を事実上不可能にしている。

一方、テヘランの地理的状況については何も言及がなかった。テヘラン市のいくつかの区では、高低差のある場所があまりに多いので、一般的家庭にあるような自転車での交通は事実上不可能であり、強力なギアの付いたマウンテンバイクか電動自転車が必要であった。もう一つ、重要でありながら施政者たちによる自転車用ルートの総合的な研究がされていなかった点が挙げられるが、これがまさしく予算を無駄にしていた。こうして自転車用ルートは多くの障害に直面し、莫大な予算を費やしても自転車の前にはだかる障害を取り除くことはできなかった。

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(翻訳者:K.Y)
(記事ID:45193)