黒海地方大雨被害、ヘーゼルナッツだけで700トン
2018年08月11日付 Hurriyet 紙


オルドゥで昨日(8/10)起こった洪水でヘーゼルナッツ生産者が最大の被害を受けた。ヘーゼルナッツの収穫量の1/3は、前日に降水量を受けた地域で生産されていた。べキル・パクデミルリ農林業相は「推定される被害は約600~700トンに上る見込みである」と述べた。

ヘーゼルナッツの生産者は、オルドゥで、橋や堤防を壊した洪水災害で、もっとも被害をうけた。ヘーゼルナッツ生産者の損失額をべキル・パクデミル農林業相が明らかにした。マニサに滞在し、知事を訪問したパクデミルリ大臣は、オルドゥでの洪水災害後の措置についての質問に対し、オルドゥでは23万ヘクタールでヘーゼルナッツが生産されており、今年の収穫量は約20万トンになるはずだったとし、次のように話した。

■1/3が災害を受けた地域

「収穫量は約20万トンにのぼり、降水域、特に被災したペルシェンベ郡やイキズジェ郡、チャイバシュ郡、ウニイェ郡、ファトサ郡での通常の収穫量は7万2千トンだった。収穫の3分の1がこの地域産のものであった。省職員は950人の農民に非常に迅速に面会した。面会の結果、被害は600-700トン程度と推測された。被害がどのようなものであっても、この補償のために必要なすべての手を打つ。我々の生産者が挫折しないという意味で、国は思いやりのある手を差し伸べ、必要なことをします。 みなさん心配しないでください。」

■海岸に蓄積するヘーゼルナッツを集える

ウニイェ郡での洪水の後、海に流され海岸に蓄積するヘーゼルナッツや樹木の破片は市民と自治体の職員の作業によって集められた。ウニイェ郡チャムルクのピクニックエリアと海岸で打ち上げられた木片を自治体の職員が集め、ヘーゼルナッツの場合は別の袋にいれている。エンギン・サカ氏は、「清掃をした場所で10キロ近いヘーゼルナッツが集まった」と話した。目的は、ビーチを利用可能な状態にすることと語ったサカ氏は、「海岸に打ちあがられたヘーゼルナッツを集めて無駄にならないようにしています」と話した。

■被害査定は1週間かかる

ムラト・クルム環境森林都市整備大臣は、災害で被害を受けた地域を視察した。クルム大臣は、損傷がみられるすべての建物と道路の査定を1週間以内に完了されることを明らかにし、次のように話した。「2か月以内にも自治体に必要な資源を地方銀行から確保し、早急に工事を終わらせる。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:45220 )