カスタモヌ山火事、18時間後に鎮火
2018年08月25日付 Hurriyet 紙


カスタモヌ県のアラチ郡で昨夜起こった森林火災は、18時間後に鎮火された。火災による20ヘクタールの土地が被害を受け、消火活動が続けられていることが明らかになった。

アラチ郡に属するタヴシャンル村付近にある森林地帯で昨夜17時ごろ現在のところ原因不明の火災が発生した。炎は風の影響で広範囲に広がった。通知を受けて、森林地方局やカスタモヌ市、タシュキョプル郡、ダダイ郡、イフサンガーズィ郡から消防隊員と国家水道総局第23地区、高速道路第15区と県特別行政体が消防車を送った。消防ヘリコプターも空から鎮火活動した。チャンクル県のバイラムオレン郡、クルシュンル郡、イルガズ郡から出動した消防隊員も増援としてその現場に送られた。

消防隊員は、火災が、この地域のタヴシャンル村とチャヴシュ村に飛び火する可能性に対して対策を講じた。火災は、消防隊員の懸命な活動により2時30分ごろ鎮火の方向に向かった。消防隊員は、朝まで絶え間ない消火活動をする一方で、内務省と治安・緊急事態調整センター(GAMER)の声明では、火災は11時10分までに完全に鎮火したと発表された。約20ヘクタールもの土地が火災被害を受け、消防ヘリコプターで冷却化のための活動が続けられているという。

■村の住民に大きな動揺

チャヴシュ村の住民のセラハッティン・カイナールさんは、火が短時間で大きくなったと明かし、次のように話した。「村人は村の外に避難させられた。私たちも家から外に出た。そのあと炎が弱まると夜、村に戻った。動揺しないでいられますか?火の熱さをここから感じた。」

メフメト・ブルジュさんは火災の後、安全のため村の老人や子供、動物たちを安全な場所に移したことを明かし、これまでこのような火災を経験したことがないと語った。

タヴシャンル村に暮らすフェルハット・ジェイラさんンもイスタンブルから休暇で訪れたと明かし次のように話した。「火災を見ると鎮火するために行動を起こしたが、すべてのどうやっても火を消すことはできなかった。消防隊も燃えている場所まではいけなかった。火は森林に向かって広がって行った。」

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( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:45283 )