チュニジア:党派的政治がもたらす不安定(3)
2018年08月25日付 al-Quds al-Arabi 紙

■チュニジアの政党の合従連衡はどこへ向かうのか?(3)

【チュニス:ラウア・カースィム】

また同氏は、以下のように付言した。「政党内、議会派閥間の移動のほとんどは、チュニジアの呼びかけ党の会派で起こっている。同党は、ムフセン・マルズーク氏らが離党し、彼らがチュニジア計画運動を結成したことで分裂した。また、他の諸政党もチュニジアの呼びかけ党から分派し、チュニジア大統領の党の存在が揺らぎ、その党内で亀裂が広がった。これによって同党やその院内会派の結束に悪影響が及んでおり、ナフダ運動が議会で最大会派となった」。

「チュニジアの呼びかけ党のムフセン・マルズーク前書記長が結成したチュニジア計画運動でさえも、その会派が最近分裂を経験した。その一つがシャーヒド首相が任命した新しい内務大臣に同会派の一部の議員が賛成投票したことだ。ムフセン・マルズーク氏の党は消滅しようとしており、この放蕩息子が、母なるチュニジアの呼びかけ党に戻るのは避けられないようだ。」

マグリブ調査・研究・文書化センターのマルワーン・サラーイ研究員が述べたところによると、ナフダ運動は、チュニジアの諸政党のなかで最も統制がとれており、同党の会派には、政党の合従連衡という文脈で他の会派が経験した(議員の)移動は見られない。サラーイによれば、その理由は、このチュニジアのイスラーム主義運動は教条的な組織であり、政治社会学における政党の正確な概念においては、これは政党ではない。

(4)に続く

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( 翻訳者:博田智 )
( 記事ID:45315 )