イスタンブルで炭疽症騒動
2018年09月01日付 Cumhuriyet紙


イスタンブルで多くの人々が炭疽症の疑いで病院を受診した。ベキル・パクデミルリ農業森林大臣は、この件に関して会見を行い、「イスタンブルで28人が炭疽症の疑いで病院を受診した。22人は検査で陽性となった」と述べた。

イスタンブルで、多数の人々が食べた肉による炭疽症の疑いでDr.サディ・コヌク教育研究病院とハセキ教育研究病院を受診し、検査を受けた。
ハセキ教育研究病院に運ばれた9人が、検査の結果隔離病棟に運ばれた一方、サディ・コヌク教育研究病院では検査が続いているという。

■犠牲獣の肉から感染か?

イレリ・ハベル紙に掲載された報道によると、これらの病気は犠牲獣の肉から感染した疑いがあるという。この事件に関して、病院からの情報を得ることはできなかった。

■ハセキ病院でも9人が受診

ハセキ教育研究病院でも、9人が食べた肉の変色から異常を疑い、病院を受診したという。
これらの病院では、病気を管理するため検査が続いている。

■大臣から発表

ベキル・パクデミルリ農業森林大臣からの声明が発表された。パクデミルリ大臣は、テレビのあるチャンネルで生放送を行い次のように述べた。

「ビュユクチェクメジェのスィリヴリ地区で、市民が特定の業者から犠牲獣を購入した。犠牲獣を切り、2・3kgほどの肉を消費した。彼らは、これらの肉が腐敗していたため、8月28日にペンディキ獣医研究機関に申し出を行った。8月31日までに申告は完了していた。肉に炭疽が出たため、肉はすぐに本省職員によって処分された。農業森林県支局は、保健省に情報を提供した。この肉に接触した可能性のある28人が確定され、うち22人が病院を受診した。一部の人々の病院への搬送が続いている。22人のうち13人はバクルキョイのDr.サディ・コヌク教育研究病院を、9人はハセキ教育研究病院を受診した。Dr.サディ・コヌク教育研究病院を受診した6人はすぐに退院となった。4人には手と腹部に皮膚炭疽の疑いがある。さらなる確認が必要となる。この病院で、3人が治療を受けている。

■「22人中4人に炭疽症の疑い」

ハセキ病院を受診した9人のうち8人は退院となった。患者のうち1人には咽頭炎の兆候がある。病院を受診した計22人のうち4人には未だ炭疽症の可能性が残っている。

■「今後ほかのケースは起こらない」

動物が購入されたスィリヴリでの検査で、7頭の動物から炭疽菌が検出された。他の動物たちは健康だ。動物は地元の動物である。調査が行われた場所の周囲10kmで、3,500頭の動物に、明日朝までに対策としてワクチンが接種される。ワクチンは効き目が非常に早いため、ほかの事例は起こらないと思われる。

■「市民は安心して肉を食べられる」

本省は、これまで同様対策をすみやかに取っている。市民の皆さんは、安心して肉を食べてください。」

■コジャ大臣:6人が退院

ファフレッティン・コジャ保健大臣は、イスタンブルのスィリヴリでの炭疽症の事案に関連して、炭疽症であることが明らかになった動物と接触した48人のうち6人において皮膚病変が確認されたものの、生命に危険はなく、治療の後退院したことを発表した。

コジャ大臣は、書面による発表を行い、スィリヴリで炭疽症であることが明らかになった動物と接触したことが確認された48人が診察と検査のため病院に招かれたと述べた。

■退院したアヤンさんの会見

イスタンブルのバクルキョイ・サディ・コヌク教育研究病院とハセキ教育研究病院で、炭疽症の疑いで多数の人々が受診したことが明らかにされた。犠牲祭のため故郷のイズミトに行った後、脚に傷が発症したため医師の元を訪れたオヌル・アヤンさん(27)は、職場の医師に炭疽症の可能性があると言われ、病院を訪れた。バクルキョイ・サディ・コヌク教育研究病院で炭疽症の疑いで入院した患者の1人となったアヤンさんは、「犠牲祭の帰り、故郷から戻ると膿疱がひとつ、右腕にできていた。 掻き始めたところ、炎症が増えた。職場の医師に見せると、炭疽症ではないかと言い、すぐに病院に送られた。犠牲獣の肉は食べなかったが、肉に触れたため発症した。その後、バクルキョイ・サディ・コヌク教育研究病院に搬送された」と話した。アヤンさんは、同じ病室で寝ていた患者が他にも数人いたと話し、患者の一部は肉を食べて感染したが、その他の患者の多くは肉と接触した後、炭疽症にかかったと述べた。

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(翻訳者:永山明子)
(記事ID:45319)