ギリシャ、シリア出身の水泳競技者逮捕
2018年09月03日付 Milliyet紙

シリアからギリシャへ避難しようとした何十人もの難民を沈みかけたボートから救助したシリア出身の水泳競技者姉妹のうちのサラ・マルディニーは、密入国を幇助した罪でギリシャ警察によって逮捕された。

ギリシャ警察は、レスボス島でギリシャへの密入国、スパイ、資金洗浄の容疑で30人を取り調べ、うち2人を逮捕したと発表した。逮捕されたサラ・マルディニー(23) は、2016年にオリンピックの水泳競技に出場したユスラ・マルディニーの妹であるという。ユスラ?・マルディニーは、アテネで最高レベルの警備を誇る刑務所で拘束されている。マルディニーの弁護士ハリス・ペジコスは、マルディニーが難民に対しボランティアで働いていたとし、法に反するような証拠は全くないと述べた。

逮捕された2人目は、24歳のドイツ国籍のショーン・ビンダーであると発表された。人生の大半をアイルランドで過ごしてきたビンダーもボランティアで働いており、自身にかけられた容疑に関して否認しているという。ギリシャ警察は、逮捕された2人が移民の密入国を行う組織に協力したと主張している。

逮捕された2人が、詐欺、資金洗浄、スパイ、国家機密の漏洩、入国管理法違反、電磁的情報法違反を行う犯罪者集団に協力したという容疑がかけられていると発表された。

マルディニーの弁護士は、ドイツに住民登録しているサラ・マルディニーが、ドイツとギリシャを往復しており、容疑がかけられた時期にはギリシャにいなかったと述べた。

審理日程は決定していないが、ギリシャの法律によるとマルディニーは、18カ月ほど収監されるだろうという。

サラ・マルディニーと妹のユスラは、国連の難民高等弁務官の親善大使であり、2016年のリオ・オリンピックにも出場した。マルディニー姉妹は、2015年シ リアからトルコに避難した難民であった。マルディニー姉妹は、ギリシャに難民を移送する際、沈みかけたボートから飛び込んでレスボス島まで泳ぎ、19人の難民の命を救った。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:新井慧)
(記事ID:45322)