トルコのカタールへの輸出93%増
2018年09月07日付 Hurriyet 紙


トルコからカタールへの輸出額は、2018年の8か月間で去年の同時期と比較して93%増加した6億3600万ドルに達した。

エーゲ輸出機構(EIB)の発表によれば、トルコからカタールへの輸出額は2017年の1月~8月には3億3000万ドルであった。両国の政治的、経済的関係が急速に密接になった結果、トルコの2018年8か月間の輸出は、93%増の6億3600万ドルに達した。

カタールへの鉄と非鉄金属部門の輸出額は合計1億1800万ドルでトップである。電気・電子部門と化学部門は、それぞれ7500万ドルの海外売り上げで、トップの2つとなった。アパレル部門では輸出額が4500万ドルを記録した。

■自由貿易協定に輸出業者は歓喜した

EIBコーディネーターのJak Eskinazi氏は、カタールで開催される国際商品見本市の前に、両国の間の貿易に影響する関税や非関税障壁を排除し、自由貿易の環境を供給する、自由貿易協定が結ばれたことは、非常に適切だったと述べた。

見本市の前に両国の中央銀行は、通貨スワップ協定を結んだことに言及したエスキナズィ氏は、次のように述べた。「カタールは、トルコに150憶ドル分の出資する決定を全世界に発表した。トルコ・カタール間で署名された通貨スワップ協定は両国間で現地通貨での取引を円滑にするだろう。トルコの輸出業者はカタール国際商品見本市に参加、またはこの国に集中し、このアドバンテージを有効に使うことができる。」

一方、ドーハ見本市会議センターで2018年10月8~10日に行われる国際見本市には、トルコ、アルジェリア、アゼルバイジャン、イラク、クエイト、モロッコ、アンマン、タジキスタン、パキスタン、チュニジアが招待されたという

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( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:45342 )