エジプト:アラブ連盟内相会議の事務局長、エジプト内相を訪問
2018年09月12日付 al-Hayat 紙

■アラブ連合内相会議の事務局長はテロ撲滅にエジプトが貢献することを強調

【カイロ:本紙】

エジプトのマフムード・タウフィーク内相は昨日(11日)、アラブ連盟内相会議事務局長のムハンマド・ビン・アリー・カウマーン氏を本省で迎えた。その際、両者はアラブ諸国の内務省機関の代表者らが参加して行われる次回の会議のアジェンダとして提示されることが決まっている幾つかのテーマに関して意見を交換した。また、特に困難が増す状況下でアラブ諸国共通の安全面での協力方法を協議した。

内務省は昨日の声明の中で公務のためにカイロを訪れているカウマーン氏の発言を次のように伝えた。「(同氏は)アラブ諸国の安全に関する一致したビジョン形成に寄与する全ての会合にエジプトが参加することが必要だと強調した。これはテロと過激なイデオロギーが広がっている状況に対処し、薬物の密輸や不法移民といった諸犯罪に対抗する戦略を協議するためである。同様に、アラブ連盟の安全情報事務局の活動体制を発展させるために(エジプト)内務省の知見や経験を有効活用するよう強く要望した。」

またアラブ連盟内相会議はサウジアラビアのアブドゥルアジーズ・アール・サウード内相を議長として今年3月にアルジェリアで第35回会合を開催し、その冒頭で思想的安全についてアラブ連盟の戦略を立てることについて取り上げた。

またタウフィーク内相は、多様な当事者らによるアラブ諸国の安全上の協力強化における(内相)会議の事務局の熟達した調整人として役割を賞賛した。また同時に(中東)地域のテロ組織の構成分子の運動の結果として現れた難題に立ち向かうため、緊密な連携を取ってアラブ諸国の安全を守る努力をすることの必要性を確かめた。

(後略)

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( 翻訳者:井森彬太 )
( 記事ID:45364 )