クウェート: マナール・チャンネルがクウェート人の恨みを買う
2018年09月15日付 al-Quds al-Arabi 紙

■クウェートの人々は、マナールチャンネルの閉鎖と記者の追放を要求、活動家らは「首長殿下以外にいないのだ」と返答

【クウェート: 本紙】

ヒズブッラー傘下で、レバノンのマナール・チャンネルが、クウェートの人々の恨みを掻き立てた。ゲストの記者の一人が、クウェートのサバーフ・アフマド・サバーフ・ジャービル首長の最近のアメリカ訪問についてコメントしたことを受けてのことだ。

クウェート情報省は公式に記者の発言に遺憾の意を示し、同発言は嘘、真実の捏造、世論への欺瞞であり、悪意を漏らす中傷であるとした。その一方で、クウェートの活動家らは、マナール・チャンネルが取り上げた事柄は傲慢であり、「首長閣下だけなのだ、マナール・チャンネルよ」とのハッシュタグを発信し、クウェート国内で同テレビ局の事務所を閉鎖し、記者らの追放を求める者達への侮辱だとみなした。

レバノン人記者のサーリム・ザフラーンは、同チャンネルとのインタビューのなかで、「医療検査のためにアメリカに行ったクウェート首長であるが、彼を招待したのはアメリカ大統領である。アメリカ大統領は首長と5分間会談し、中国との110億ドルの契約を取りやめ、アメリカの企業と140億ドルの契約に署名するよう求めた」と述べた。

また、クウェート首長は今月5日、アメリカを訪問し、ドナルド・トランプ大統領とオーバルオフィスで公式会談を開いた。これに続いて、サバーフ首長の公式随行団とトランプ政権の高官らを交えた会談が行われた。

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( 翻訳者:石橋弘太郎 )
( 記事ID:45378 )