ジャガイモ・玉ねぎの離婚騒動、結審
2018年09月17日付 Hurriyet 紙


イスタンブルで最近結婚した夫婦が家族での食事会に行った。卸売りをしている新婦の父親が、新郎の家族の家に贈り物としてジャガイモと玉ねぎを持っていくと大混乱になった。新郎の家族は「私たちを今日まで、あなた方が面倒を見てきたとでもいうのか」と反応を見せ、溝は深まった。結婚15日目の夫婦は裁判を起こした。

イスタンブルで暮らしていたİ.K氏とE.K氏の夫婦は2014年10月31日に結婚した。しかし新婚夫婦の幸せは15日間しか続かなかった。主張によると、慣習に従い、新婦の家族は新郎の家族の家に食事に訪れた。ジャガイモと玉ねぎの卸売りをしている新婦の父親が、新郎の家族の家に訪れるときに米、ジャガイモ、玉ねぎを持っていった。この状況を問題視した新郎の家族は、新婦とその家族に「私たちを今日まであなた方が面倒を見てきたとでもいうのか、何年間あなた方は私たちを面倒を見てきたというのか」と述べた。それだけではなく、ジャガイモと玉ねぎを門に投げつけた。

■門の錠前を変えた

これらの状況を落ち着けるため何日間か父親の元に戻っていた花嫁İ.K氏は、新郎の元に戻ると門の錠前が変えられていたことを知った。新郎の姉妹はこの不幸な花嫁に、「この結婚は終わりよ、家に戻りなさい」と言った。

■「ジャガイモの袋を外へ投げた」

事件の後、当事者はアナトリア家庭裁判所に著しい性格不一致により離婚訴訟を起こし、互いに金銭的な、そして精神的な賠償を求めた。İ.K氏は、裁判所に提出した訴状で、夫がどうでもいいことで文句を言い、怒りをコントロールできず問題があったこと、自身に対して経済的な暴力があったことも述べた。夫が、その姉妹の影響下にあったと述べたİ.K氏は、父親が慣習により家に持って行った米、ジャガイモ、玉ねぎの袋を彼らが外に投げつけたことを明かした。

■15,000リラの慰謝料を支払う

約4年間続いた裁判の結果、裁判所は、結婚の一体性が基礎から失われたとの理由でこの夫婦の離婚を決定した。同時に裁判所は夫から妻に5000リラを経済的、1万リラを精神的なもののため、計15,000リラの慰謝料の支払いを命じた。

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( 翻訳者:中里裕美 )
( 記事ID:45393 )