ベルカイ・ダーラル:トルコはハリウッドに一体何の用があるのか?
2018年08月28日付 Hurriyet紙


デッドプール、ウェストワールド、キャプテン・アメリカのような数多くの私たちの多くがファンとなるデザインの数々によって、最近ではジェム・ユルマズの映画「アリフV216」のために制作したオルタナティブ・ポスターによって知られた。20世紀フォックス、HBO(アメリカの衛星、ケーブルテレビ放送局)といった映画とテレビの世界のビッグネームがその後を追いかけまわし、その実力は私たちが誇りに思うところである、イラストレーターでポスター作家であるベルカイ・ダーラル氏を、9月8日にカドゥキョイの「ビナ」で開催する最初の個展「ハリウッド」の前に少し知りたいと思った。

■プロとしてはいつから仕事をはじめたのですか?最初の仕事について少しお話し下さいますか?

ー10年前から始めたと言えます。この仕事でお金を稼ぐ前にいつも映画に関連したものを描いていたので自然に最初に注文を受けた仕事もそのテーマになりました。バント・マガジン(トルコの若者に人気のカルチャー・マガジン)の映画ニュースに関するイラストも描くようになってトルコで知られるようになりました。

■映画と共に、更にはもっと言うと特にイェシルチャム(トルコ国産映画)と取り分けあなたは特別な繋がりがあるようですね。あなたをオルタナティブな映画ポスターを作るように駆り立てたものは何ですか?

ー私はずっと映画が大好きでした。幼い頃からから今まで、ずっと目にするものを描く人間でした。理想的な私のイラストはとても少ないです。映画と私のイラストをどのように結び付けようと言っていた時にポスター制作の仕事に出会いました。好きな映画たちを自分なりにポスターに描くことを始めました。

■描き始める前に、何かのコンセプトを設定する際に関連するプロダクションとどのような関係をもちますか?

ーもし可能であれば映画を観ます。最も重要なのはそれです。鑑賞する時に実際に自分の頭にポスターを思い浮かべます。それ以外に映画を宣伝するために作られるありとあらゆるものを観察します。そこから私が使えるグラフィックが何かないかと言って。

■それでは、同じ路線で突出している多くの人間の憧れであるハリウッドとあなたの進路はどのように交錯したのですか?視覚に訴えかけるポートフォリオをあなたが作る事とソーシャルメディアのチャンネルを積極的に使用する事はここでは、どのような影響があると思われますか?

ー私は自分で自分のジャンルを選んできました。いつもそのジャンルに向かって描き特定のポートフォリオ・サイトでシェアをし始めると、そこにいる人たちが自然と気が付くようになりました。私にとっては全てがソーシャルメディアのおかげでした。もしも良ければ実際に気がつく事でしょう。人々があなたを見ないという可能性はありません。私は2年前にポスターを描いた時に全てのウェストワールドのクリューに“メンション”しました。朝起きると、全てが「お気に入り」にされてシェアされていました。2年後に彼らはシーズン2のための仕事を提案しました。つまりソーシャルメディアを全く躊躇うことなく徹底的に使わなければならないのです。

■デジタル・アートが盛り上がっている時代です。デジタルの手法からかなりクリエイティブな形であなたが糧をえたという事ははっきりしています、伝統的な数々の手法とあなたとの関係はどのようでしょうか?

ーデジタル・イラストレーションという事ができます。しかし勿論展覧会のために要求されれば紙やアクリル上で書く事が出来ます。私はクラシックな芸術の教育を受けました。油彩、水彩も用いました。しかし、もはや私のジャンルは必要に駆られてデジタルで描いています。しかしながら、その伝統から残されたスケッチを描く事は、全くやめませんでした。スケッチは最も重要なステージです。

■その仕事の事が気に入り、フォローをしたトルコ国内もしくは外国のアーティストは一体誰ですか?あなたが取り分け仕事をしたいと思ったトルコ国内もしくは外国人の名前はあるでしょうか?

ーどうやれば、一緒に仕事をする事が出来るのかわかりません。しかし、国内で私が好きなのは、エセム・オヌル・ビルギチさん、サーディ・ギュラン、セダット・ギルギン、セルチュク・オレン、セリン・チュナル…このように数え上げていけばキリがありません:)
同様に外国人も、オーランド・アローセナ、マーティン・アンシン、ケン・テイラー、オリー・モス、ケヴィン・トン、ローレント・ドュリエックス、テイラー・スタウト、ドリュー・ストゥラザン、マット・ニードル、クリストファー・スキナー・・・私が名前を挙げなかった人達の事を聞かないで下さい、さもなければルポは終わりません:)

■レポートの要点に入りましょう。あなたの最初の個人的な展覧会の名前はかなり主張がありま「トルコはハリウッドに一体なんの用があるのか?」というタイトルは、かなりアイロニーに満ちていて、とても魅力的な質問のように思えます。一体何が、この展覧会で私たちを待っているのでしょうか?

ーハリウッドの名前をこのように私たちが付けた理由も少し皮肉屋になったからです。なぜならアメリカ人達はこのイラストレーションのアートを使う事をとてもよく知っています。ここ(トルコ)では、更に知る事、理解する事といったようなコンセプトが出来ませんでした。リスク、もしくはエクストラなものとして捉えられているのです。私もこれを打ち壊そうとしたために、その名前を使う事を好んだのです。展覧会は自然に完全に映画と関係するものになっています。10年間描いてきた絵もしくは絵ではなく、私の最も素晴らしい35枚のポスターが展示されます。

■それでは、映画から離れて本、音楽のような異なるダイナミズム上での進展を考えていらっしゃいますでしょうか?近い将来にあなたの新しいプロジェクトはありますでしょうか?

ー私は趣味として音楽を演奏する事が大好きです。潮流や、ジャンルも常にフォローしています。そのために私が好きなミュージシャンともしくはグループと、とても仕事をしたいと思っています。私の志しは高いです。ミューズ(イギリスの世界的に人気の3人組ロック・バンド)が次のアルバムのために私の事を考えてくれましたならば・・・

■最後に、この職業を頭に思い描いている大学の学生たちにどのような事を提案しますか?

ー頭に思い浮かべているのであれば、ありとあらゆる事を考えなければなりません。自己犠牲が必要なプロセスです。諦めないこと、信じる事を勧めます。何も犠牲にする事なく夢には近づく事はできません。これもミューズの歌詞(ミューズの2012年のアルバム、「セカンド・ロウ」に収録の“パニック・ステーション”の歌詞)からの引用です:)

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(翻訳者:堀谷加佳留)
(記事ID:45426)