14歳少女、結婚から救出
2018年10月02日付 Cumhuriyet 紙


アダナ県で、K・A(14歳)という少女が、İ・G(23歳)と結婚させられそうになったところを、警察によって間一髪救出された。

セイハン市のギュゼルエヴレル街区において、証言によればサーデト児童虐待対策協会(UCİM)のメンバーが、K・Aという少女がİ・Gと結婚させられそうになっているとの通告を受け、警察に通報した。警察は協会の弁護士とともに、結婚式でドレスを着せられていた少女を間一髪救い出した。県家族社会政策局の関係者らは、K・Aを政府の下に保護した。

■父親と新郎は釈放

UCİM県担当アヴニ・イイト・ギョクス氏は、モル団結プラットフォームを介して通告が来たと述べ、以下のように話した。

「私たちはアダナ県の仲間とともに、『子ども新婦通報ライン』である183番に電話し、通報しました。結婚式を止めるために警察官が介入しました。この介入の結果、彼女を政府の下に保護しました。検挙された父親と新郎は深夜に釈放されたと聞きました。私たちはギリギリで間に合いました。1時間、1人の少女の命を救うために全力で闘いました。私たちは、彼女が自ら望むように人生を送ることを願っています。UCİMとしてこのような事件を防ぐために、いつも子どもたちを支えています。私たちは、この子が完全に政府の保護下に置かれるように、そして父親と新郎が最も重い刑罰を受けるように、活動を続けます。」

■ベルギュザル・コレル氏がコメント

ソーシャルメディアでシェアされたこの事件に対し、有名俳優のベルギュザル・コレル氏もコメントした。コレル氏は自身の投稿で、「子どもの新婦などいない。虐待を受け、無理やり結婚させられる子どもがいるのだ。沈黙するのはやめよう、この子どもたちは私たちみんなのものだ。私たちが守ろう。他に方法はない」と述べた。

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( 翻訳者:金戸 渉 )
( 記事ID:45469 )