エジプト:イラクは枢軸国の政治の一部にはならないだろう
2018年10月05日付 al-Hayat 紙

■マドブーリーとの対談を受けてハルブースィー「イラクは枢軸国の政治の一部にはならない」と発言

【カイロ:ムハンマド・シャーズィリー】

イラクのムハンマド・ハルブースィー国会議長は、イラクは政治的対立の場所にはならず、すべての人が集まる場所になると述べた。また、10月4日のカイロでの記者会見では、イラクが域内の枢軸国の政治の一部にはならないと強調し、イラク国会はイラク国内での汚職対策で政府を支援すると明言した。また、イラク人がテロ組織ダーイシュを国から一掃したと指摘した。

エジプトのムスタファー・マドゥブーリー首相は、ハルブーシー氏が新らしい国会で議長に就任した後初となるエジプト訪問の際に会談した。マドゥブーリー首相は、石油分野における両国の協力を称賛し、イラクの復興に対してエジプトが協力する準備があることを表明した。

10月3日、サーミフ・シュクリー外務大臣はハルブースィー議長と会談した。2国間関係の発展に方途が議題となり、アラブ地域情勢の進捗が議論された。

ハルブースィー議長は、ミシュアル・スィルミーを議長とするアラブ議会に参加した。スィルミー議長は、アラブ議会での共同作業の支持、復興に係るイラクへの支援、復興の支援をイラクの難民と避難民への援助供給に向けること、イラクからテロ組織部隊ダーイシュの存在をなくすこと、軍事、治安の面でテロ対策を支援しつつ、思想の面でテロ対策を完遂するうえで調整、協議を続けていくことでハルブーシー議長と合意した。

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( 翻訳者:古賀きらら )
( 記事ID:45484 )