欧州評議会議員会議、アンチ・イスラム決定
2018年10月10日付 Cumhuriyet紙


欧州評議会議員会議においてヨーロッパでイスラムの外国からの資金調達に関する国内の政治状況と急進化を防ぐための決定が認められた。投票の前にただイスラムが標的にされた事に反発したトルコの使節は、イスラムフォビアであると非難した。

欧州評議会議員会議の総会は、ヨーロッパでイスラムの外国からの資金調達、ラディカル化との闘争に対する草案を採決した。

「スプートニク」が流した報道によれば、急進民主党のスイス出身党員ドリス・フィアラ氏が用意した「反イスラムと急進化を防ぐためにヨーロッパでイスラム教に対する外国の財源の改正」という題のレポートは、活発な議論の後で認められた。

欧州評議会議員会議参加国のうちヨーロッパの政治的状況を利用した、イスラム教への資金調達の阻止を望むレポートとこれにもとづく決定の草案は、115の賛成、5票の棄権票を得た。

■トルコ使節は反対

AKPとCHPの党員も含まれるトルコ使節と共にいくつかのヨーロッパの議員は急進化を防ぐためにただイスラム教が前面に出される事に反対をした。
急進化は全ての宗教であり得るという事、ただイスラムについてのみ言及されない事が必要だという事が反対の声明として出された。

■クルチ氏::一体あなた方の中の誰がイスラムについての教育を受けたのか?

AKP議員のアキフ・チャアタイ・クルチ氏は、「一つの宗教もしくは宗教思想への資金提供、もしくは過激派について話した時に、ただイスラム教が問題にされる事は、思うには踏み出された最初の間違いの一歩だ。この総会もしくは私たちの事に耳を傾ける人たちの中で一体だれが、イスラム教について教育を受けたのか。」と話した。

IŞİD(イスラム国)とムスリムを同じものとすることが「大きな過ちであり、悪意のあるアプローチ」であるという事を主張したクルチ氏は以下のように話した。

「これらはテロ組織である、私は一人のムスリム教徒です。私の宗教を可能な限り遂行しようとしています。しかしながらDEAŞIS(イスラム国)、アルカイダもしくはこの殺人者たちはいかなる形でも関係がありません。彼らが自分自身をムスリムとして宣言することは真実を反映しません。私たち、ムスリムたちは彼らから離れていて、離れたところにとどまっているのです。」

■クルチ氏:問題はイスラムフォビア

「世界のどこで他の宗教グループの資金調達が問題視されていますか?問題はイスラムフォビアです。問題は他者に烙印を押してしまう事です。実際に話されなければならないのはこれです」といって続くクルチ氏は、以下のように続けた。

「人々もしくはいかなる宗教も信じない人たちとテロ組織と私たちの共通の価値に対して闘争をする人たちの間で差別をするというのが本当の問題です。ただ、一つの宗教ではなく、人を殺す、テロ化する、他の人々と共に生きる事を拒む全ての人間を議論しなければいけません。」

■変更の提案が否定された

アゼルバイジャンのメンバー、ガニーレ・パシャヴェヤ氏、ノルウェーのメンバー、リセ・クリストファーセン氏、イギリスのメンバーのリチャード・バルフェ氏も異議を並べた。

クルチ氏が提出した変更の提案とはいうと50の賛成、52の反対票で否決された。

■「支援を透明化しなければならない」

可決されたレポートで、ヨーロッパでイスラムと繋がりがある国外の経済的支援をさらに透明化することが望まれた。これが急進化する事を未然に防ぐよう手助けをすることが明言された。

■「完全に禁止する事はできない」

この事と共に外国の資金源を完全に禁止する事は、非論理的で民主的な社会のために不必要であるという事を表明しつつ以下のように述べられた。

「宗教に対して行われる経済的支援の全てが問題を作りあげるわけではありません。それとは正反対に、宗教間の対話を促進させて、宗教的信仰をさらにオープンにさせるという貢献がありえます。」

■並行社会の警告

しかしながら国内にある国外の組織が「平行社会を作り上げようとする事」に反対する事と透明性を増すことの対策が求められた。

■「啓蒙するイスラムを広めよう」

全ての宗教に対して同じ形で等しく振舞われることの重要性に言及されたレポートで、「得とられるどのような対策も、ムスリム社会をイスラム社会への反感へ道を開きかねないという一般的な疑いの下においてはいけない」という呼びかけが行われた。

加盟国によって啓蒙されたイスラムが社会で更によく紹介されることとイマームを教育する事が重視される事が要求された。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:堀谷加佳留)
(記事ID:45531)