共和国と女性
2018年10月28日付 Cumhuriyet紙

何千年もの間アナトリアという土地において女性は、知恵、肥沃、勤勉、豊穣、愛情、平和の象徴として記憶されてきた。この認識が現代まで生き続けていたとしても、時と共に偏向的な一部の人々が女性を単に子供を産み家族に奉仕するという義務がある存在とみなすことによって、多くの女性が家に閉じ込められ、男性の許可が出る範囲で生活すること余儀なくされた。

独立戦争中にアナトリアの女性は、本源の中にある勇気、国土を守るという信念と力を大いなる勇敢さをもって明らかにした。トルコ共和国の設立段階でムスタファ・ケマルが主導して実現した全ての改革と事業の中に誇らしく女性は身を置いた。

1923年9月29日共和国の建国が宣言されたことによって、女性は、目の前に開かれた扉に報いるために倦むことなく働き生産し始めた。若きトルコ共和国のあらゆる障害に抗して、女性たちは、全ての分野で教育を受け始め、必要に応じて、男性のみが行うと考えられていた何十もの職業に就き始めた。

現在、共和国が獲得したものについて講じられる後退的措置は、教育制度の度重なる変更である。なんとも恥ずべきことに最も女性が被害を受ける原因となっている。導入された4-4-4年の教育システムによって、より多くの子供が正規の教育制度から遠ざけられていることが分かっている。この制度によって、少女たちが家 に閉じ込められ、若い年齢で結婚を強制させられる理由になっているのを知ることは、私たち皆にとって大きな痛みである。

アタテュルクが、トルコにおいて不可能を可能にし、作り上げた「啓蒙改革」から遠ざかる歩みの最後には暗闇が待っている。現代的、世俗的、民主的法治国家という道を信念と決意にもって歩むことは、共和国の知識人に課された使命である。

■サイランの遺産

現代生活支援協会のメンバーとして忘れてはいけない会長、故テュルカン・サイラン教授の「全ての教養のある女性はこの国に対して借りがある」という言葉を思い出してもらいたい。彼女は、医師、教育者、市民社会組織のリーダーとして、生涯をこの借りを返すために費やした。現在、私たちはその旗を引き継いだ。現在生活支援協会の何千ものボランティアは、全国に広がった支部で、明かりを広めるために働いている。

サイラン先生の跡をたどり女子たちが学べるよう努めている。共和国の光によって啓蒙を受けた奨学金供与者達と手を取り合っている。毎年何千人もの女子たちの教育を継続させる支援をしている。彼女達が就職し、自分で決断を下し、自立できる大人として生きていけるよう努力している。この努力を常に続けるつもりである。希望、信念、決意をもって共和国の祝日をお祝いする。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:新井慧)
(記事ID:45648)