米のイラン制裁、トルコは入るのか、入らないのか
2018年11月06日付 Cumhuriyet紙


アメリカのイランに対する石油制裁を6か月間免除された国のひとつであるトルコは、「イランに対するアメリカの制裁に参加しない予定だ」との発言にもかかわらず、イランからの輸入を大幅に削減したことが明らかになった。

エネルギー市場規制委員会(EPDK)から入手した情報によると、トルコは、昨年原油および精製した油の約27%をイランから輸入した。原油の輸入量ではイランの割合は44.6%であった。トルコは2017年に輸入した2570万トンの原油の1150万トンをイランから輸入した。

しかし、今年5月にアメリカ合衆国のトランプ大統領がイランに対する制裁を再開すると発表したのち、イランの割合は徐々に減少した。今年5月にはトルコの総石油輸入量に占めるイランの割合は26%であったが、この割合は、6月には8.5%、7月には22%、8月には17%であった。イランからの原油輸入の割合も8月は31%だった。石油輸入でイランの割合が減少した一方、ロシア、イラク、カザフスタンから輸入した石油の割合が高くなった。アメリカ合衆国のポンぺオ国務長官の、「イランからの石油購入量をゼロにするまで、すべての国々と交渉を続けるつもりだ」というメッセージは、制裁に関してトルコに対する圧力が続いていることを示している。

今後、特にハルク銀行の問題に関する交渉で、アメリカはイラン制裁を切り札として使うであろうと述べられている。最近エルドアン大統領は、トルコの閣僚たちにブルンソン牧師が原因で適用された制裁が解除された後、トルコがアメリカからハルク銀行の問題に関しても要求を受けていると示唆し、トランプ大統領がエルドアン大統領に、「この問題で指示を下すだろう」と発言したと言っている。

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(翻訳者:岩井美咲)
(記事ID:45709)