エジプト:新任された駐イスラエル・エジプト大使がエルサレムのコプト教会を訪問
2018年11月08日付 al-Hayat 紙

■新任された駐イスラエル・エジプト大使がエルサレムのエジプトコプト教教会を訪問する

【カイロ:ムハンマド・シャーズリー】

エジプト外務省は、駐イスラエル・エジプト大使に新任したハーリド・アズミー氏が最初の活動としてエルサレムにあるエジプトのコプト教会を訪問したと明らかにした。訪問には大使館職員の代表団が随行した。訪問はアズミー大使が着任し、信任状が献呈された翌日に行われた。

外務省は一昨日(6日)の声明で、アンバ・アントニウス・近東エルサレム大司教閣下は、エジプト大使館の代表団の歓迎を先陣したと述べ、またアズミー大使がコプト教会のもつ歴史的、民族的な立場を称賛したと指摘した。さらにアズミー大使が(2日に起きた)ミニヤー市で無実のエジプト人を狙った下劣なテロ行為の犠牲者に弔意を表し、テロリストがエジプトの戦列を裂くことはないと強調したと言及した。またエジプトの国民が、国家組織や国の安定を脅かす全ての企みを待ち伏せていると述べた。

外務省は、教会の修道士たちがテロ攻撃に晒されてから間もないこの時期において、アズミー大使はエジプト国家の結束の強化のために教会を訪問し、最初の仕事として教会への訪問を望んだと強調した。これは、全ての在外に住むエジプト人への支援の継続、聖地で確立されている教会の権利と財産の保護への関心を確認するもので、そうした権利の筆頭にデイル・スルターンにおける歴史的権利があるという。

アンバ・アントニウス閣下はアズミー大使に、教会と協会に付属する学校の活動、エジプト人へ提供しているサービスについて説明し、教会が時代の流れの中でエルサレムを離れなかったエジプトの民族的組織であると述べた。

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( 翻訳者:若命祥子 )
( 記事ID:45725 )