歴史遺産の泉亭を寝床に…―トプハーネ泉亭
2018年11月25日付 Cumhuriyet紙


ベイオール地区トプハーネ公園にある歴史的なトプハーネ泉亭の、ヤラク(水盆)と呼ばれる石づくりの槽の部分が、寒さを凌ごうとするホームレスの寝床になっている。

気温の低下に伴い、公園や歴史建造物、うち捨てられた倉庫などは屋外で過ごすホームレスの楽園となっている。メジュリスィ・メブサン通り沿いのクルチ・アリ・パシャ・モスクのすぐそばにある歴史的なトプハーネ泉亭も、通りで過ごす人々が好む場所の一つである。泉亭を囲む水盆の中で寝るホームレスらは毛布、絨毯あるいはビニールをかぶり寒さから身を守ろうとしている。

■「亡くなる前に対策必要」

通勤中に公園を通るラマザン・チャクマクさんは、往来で横になるホームレスのため役所は対策を講じるべきだと延べ、「気温は低い。家のある人々にはちょっとした暖房や滞在施設の不安はないが、家のない人や行くあてのない人には問題になる。この寒さで外で寝る人々がいる。思い起こせば昨年はここで凍死した人もいた。また同様の事件が起きないよう、区役所が対策を講じる必要がある。外で寝る人々を頻繁に見かける。彼らの対策をとる必要がある。亡くなった後に人々は彼らを気の毒がるが、亡くなる前に対策ができると考えている」と話した。

■こうした人々に支援必要

通りで寝る人々を毎日見かけると話すニハト・ケスキンさんは「こういった人々を支援する必要がある。どうか理解を示してほしい。彼らは毎日ここにいる。こういう人々に援助してください」と話した。

公園を横切った別の市民は「彼らにも理由があって外で寝ている。気の毒に感じるがそうしたくてそうしているともいえる」と話した。

■トプハーネ泉亭の歴史

トプハーネ泉亭は、イスタンブルのトプハーネ広場にスルタン マフムート1世により1732年に建造された広場型の泉亭である。このトプハーネ泉亭はイスタンブルで3番目に大きな泉亭であり、外壁の高さは一番高い。歴史的な碑文はナヒーフィーの詩だ。「マフムード1世の泉亭」という名でも知られている。

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(翻訳者:原田星来)
(記事ID:45800)