イランの一部銀行がSWIFT利用を遮断されることに
2018年11月10日付 Hamshahri 紙


 SWIFT(国際銀行間通信協会)のCEOゴットフリード・ライブラント(Gottfried Leibbrandt)の言によると、イランの一部の銀行から世界の銀行間通信システムを遮断されることになる。

 イラン学生通信(ISNA)によれば、ライブラント氏はパリにおいてイランの一部銀行が、世界における信頼される銀行間通信であるSWIFTのシステムを利用できなくなると発表したと、ロイター通信が言及しているという。

 彼は、イラン・イスラム共和国に対するアメリカ合衆国の敵対的制裁が再発動されたことについて遺憾の意を表しつつ、今回のSWIFTの措置が世界の金融取引システムと銀行間通信の安定と結束を維持するために実施される予定であると述べた。

 同CEOはまた、イランの銀行で利用が遮断されるのは一部銀行のみに限定され、この国で活動している全ての銀行が対象になるわけではないと強調した。

 これに先立ち、米国政府は、SWIFTもまたイランに対する敵対的制裁にも同調しなければならない、さもなければ、法的争いや米国の厳しい圧力に直面することになるだろうと宣言している。

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( 翻訳者:RT )
( 記事ID:45803 )