リンデン、キロ250リラになると
2018年12月02日付 Hurriyet 紙


アンタルヤで冬期に風邪の予防のため頻繁に用いられるリンデンが1キロ250リラとなると、市民は薬種商から予算に応じて40gあるいは100gと袋に小分けにされたものを購入し始めた。

寒くなるのに伴い、免疫力を高め、風邪を予防したいと思う人は、薬種商に寄り始めた。寒い冬の晩あるいは日中、暖かいハーブティーを飲みたいと思う人が優先的に選ぶリンデンは、その価格に驚かされる。金1グラムが約200リラで売られている一方、冬に最も好まれる飲み物であるリンデン1キロ当たりの値段は、250リラとなっている。金と競うリンデンの価格を見た人々は、予算に応じて商品をグラムで購入を始めた。価格の高騰によってリンデンは、薬種商で40グラムまたは100グラムと袋で小分けされ売られている。

■1グラム当たり4リラ

薬種商のムスタファ・アクプナルさんは、品質によってリンデンが、1キロ当たり100リラから250リラの間で売られていると述べた。アクプナルさんは、市民たちが予算に応じてより優先的に購入するため、店では4リラごとに小分けにして準備しているとし、数年前にはリンデンを村人から30リラから40リラの間で購入していたが、今年は、価格が80リラに高騰していると述べた。アクプナルさんは、冬の間、寒気、くしゃみ、風邪、インフルエンザから身を守りたいと人々が、リンデンに大いに関心を示していると述べた。

■1キロ当たり250リラ

薬種商のムスタファ・ウズンさんは、リンデンを買う際は、小袋のなかに虫が混入しないことに注意が必要であると述べた。リンデンが、祖父母から伝えられてきたように、寒い時期にはインフルエンザ、風邪、くしゃみから身を守るために選ばれてきたと強調するウズンさんは、ショウガやシナモンといった別の植物を混ぜると、リンデンの効果がより高まると述べた。寒くなると需要が高まる結果、リンデンの価格が高騰すると説明したウズンさんは、「リンデン1キロあたり200リラから250リラの間で変動する。お客様の好みに合わせて100グラムに小分けされた袋でも販売している」と述べた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:45843 )