ジャーナリスト・映画監督ジャン・デュンダルに逮捕命令
2018年12月05日付 Cumhuriyet 紙


イスタンブル県共和国検察局は、ゲズィ公園での抗議活動に対する捜査の結果、ジャン・デュンダル氏について、逮捕命令を出した。

アナトリア文化協会代表メフメト・オスマン・カヴァラ氏が逮捕拘留されている、ゲズィ公園での抗議活動に関する捜査の結果、抗議に積極的に参加した疑いでデュンダル氏に対する逮捕令状が出された。

検察局テロ・組織犯罪担当室によって行われたアナトリア文化協会代表オスマン・カラヴァ氏の逮捕拘留に続けてゲズィ公園での抗議活動についての捜査で新たな展開があった。

検察局の要請に応じてゲズィ公園での抗議に参加したジャーナリストのジャン・デュンダル氏についてイスタンブル刑事裁判所が逮捕令状を出した。 

裁判官へ要請書を送った検察は、容疑をかけられているデュンダル氏がゲズィ公園での抗議活動で人々を煽り、誘導しようとし、事件を阻止しようとする警察部隊に対する現場にいるテロ組織のメンバーによる抵抗を強めさせようとし、組織から工作員の任務を与えられ、これを遂行したと主張した。

要請書ではアラボラとデュンダル両容疑者が事件の扇動のためにソーシャルメディアを通じて組織化を図ったと明らかにされており、抗議最中にオスマン・カラヴァ氏がジャン・デュンダル氏に電話をかけ、話し合いを行っていたことが報告されている。

さらに、同書では、デュンダル容疑者について行われたこの捜査では、現在海外にいるが、抗議活動やその他の数々の事件において積極的な役割を果たし、犯罪を行ったことについて、十分で具体的な証拠があるとしデュンダル氏に対する逮捕令状を出すように要求している。

裁判所もこの検察の要請を受け入れ、ジャン・デュンダル氏に対する逮捕状の発行を宣告した。

■ジャン・デュンダル氏の声明

ソーシャルメディアのアカウントにあるジャン・デュンダル氏に対する逮捕の決定についてのツイートを引用し「我々は皆ゲズィにいた。我々はそれを誇りにしている」とツイッターで述べた。

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( 翻訳者:本岡篤也 )
( 記事ID:45861 )