レバノン:レバノン公安当局は、シリア難民の自主帰還を支援
2018年12月07日付 al-Hayat 紙


■レバノン公安当局は、難民1000人を自主的にシリアへ帰還させる。

【ベイルート:本紙】

レバノンの公安総局は、シリアの故郷への帰還を望む同国難民らの自主帰還を保証し続けた。(自主帰還するシリア難民の)第10群が昨日(12月5日)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の代表者らが出席する中、出発した。一方、レバノン公安当局のメンバーは、出発する家族の子供たちの名前の確認に努めた。子供たちは、自分たちの帰還を確保するために多大な努力を行った公安機関に対し順々に感謝した。

18台のバスが午前6時半にマスナア国境通行所からレバノン領土に入り、サイダー、スール、シャブアー、ベカー、ブルジュ・ハムード、ベイルートへと向かった。これは、シリア難民をシリア領土へと移送するためだ。また、アルサールキャンプの難民250名が、家やキャンプで使用していた家財道具を積んだ車やトラック、農業用トラクターに乗って、アンチ・レバノン山脈にあるジャルド道に向かって出発した。彼らは、レバノンとシリアの国境にあるズィムラーニー国境通行所から、カルムーン西部、そしてカーラ村、ファリーター村、ジャラージール村、マアラット村、ヤブルー村といった村々へと向かった。レバノン軍がそれを支援し、国際救済委員会(IRC)の姿もあった。

ベカー中部でも同様に、115名の男女と子供がマスナア国境通行所から出発した。彼らは早朝に、バス3台に乗って(同通行所に)到着していた。また、彼らの中には自家用車に乗った者もいた。

(後略)

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( 翻訳者:藤木郁理 )
( 記事ID:45865 )