「一校一メスジド」運動、教育省承認、まずは90校へ?
2018年12月08日付 Hurriyet 紙


人類財団は、2016年に「メスジト(礼拝室)がない学校をなくそう」プロジェクトを始めた。プロジェクトは、省から承認された。財団の事務局長メティン・バクシ氏は、「第一段階として90校にメスジトを設ける」と話した。

「人類・文明運動(İnsan ve Medeniyet Hareketi)」に関わる人類財団(IV)が始めた「メスジトがない学校をなくそう」プロジェクトが許可された。財団の申請は国民教育省(MEB)から承認され、MEBがプロジェクトのスポンサーとなった。プロジェクトの周知宣伝は各掲示板に貼られたポスターでなされた。財団の事務局長であるメヒン・バクシ氏がソジュ紙に行った説明では、次のように述べられている。「我々のプロジェクトは、MEBから承認され、各県当局へ文書が交付された。第一段階として約90の学校にメスジトを設ける。プロジェクトは2016年に始まったが、今年正式にMEBから承認された。今日までに15ほどの学校でメスジトが建設され、あと90の申請が残っている。今年は40室設ける。メスジトがある学校では、宗教の授業もメスジトで、そして説教壇の上で行うことが可能である」


人類財団は、アクンジュ協会を継承

SÖZCÜ紙のアリ・エクベル・エルチュルク記者の報道によると、第一段階でメスジトが設けられる40の学校の中にイスタンブル・アリベイキョイ・クルチュアルスラン・イマーム・ハティプ中学校、アタキョイ第9アタテュルク中学校、バクルキョイ・ハムディ・アクヴェルディ小学校、ガーズィオスマンパシャ・ガーズィ・ヤシャルギル教授イマーム・ハティプ中学校、カドゥキョイ・イクバリイェ中学校、セイランテペ・アタテュルク小学校、ペンディク・アナドル高校、殉職者オメル・ハリスデミル推進センター、ウムラニエ殉職者エロール・オルチョク女子アナドル・イマーム・ハティプ高校が含まれている。人類財団が関わっている「人類・文明活動」の起源について、財団のインターネットサイトで次のように述べられている。「70年代に、国民トルコ学生連盟(MTTB)とアクンジュ協会の周囲に集まったのは当時の大学の若者たちである。1970年代にMTTB、その後アクンジュ協会、1980年以降は各大学のムスリム青年団、そして今日、人類・文明運動として、その流れを継承する我々財団は、40年の歴史を持つのです。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:45879 )