シリア:アレッポの議員は、抗議デモが続くパリ商工会議所の会長への制裁を呼びかける
2018年12月09日付 その他 - Erem News 紙


■シリア人民議会議員がフランスに対する「シリア型制裁」を要求する

【n.d.:Eremnews.com】

シリア高官はフランスに対していわゆる「制裁」を課すことを自国の政府に要求した。これは、フランス政府が2011年、シリア革命勃発直後にシリア政府に対して課した制裁に対抗するものだ。

シリア議会の経済・エネルギー問題委員会のファーリス・シハービー委員長は、「Facebook」上の投降で自国の政府に「パリ商工会議所の会長をシリア型制裁リストに入れること」を呼びかけた。この背景には、首都パリで起きているフランス政府に対する度重なる抗議がある。シリア工業会議所連合会理事会の議長であり、アレッポ工業会議所の会長であるシハービー氏は、自国を「その不屈の精神と勝利において最も偉大な国家」と賞賛し、7年前にシリア政府に反対して街頭に出たシリア市民を攻撃した。

シハービー氏は同投稿で以下のように述べた。「アレッポの街にいたナッビーハ(デモ参加者)は、そのほとんどがイドリブ郊外で捨てられたクズどもからなるムスリム同胞団員であり、その数も5000人に満たなかった。2011年にフランスが我々に対して行ったように…、我々の政府もパリ商工会議所の会長をシリア型制裁リストに入れなければならない…。やられたらやり返す、我々は不屈の精神と勝利において最も偉大な国家である」。

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( 翻訳者:荻野明伊・松浦葵 )
( 記事ID:45911 )