バーレーン:カタールによる謀略を非難
2018年12月16日付 al-Hayat 紙

■バーレーン外相:カタールは謀略をめぐらしており、我々はタミーム首長の言及する封鎖については一切関知していない

【リヤド:本紙】

バーレーンのシェイフ・ハーリド・ビン・アフマド・アール・ハリーファ外相はカタールが謀略をめぐらし、断交状態にある4か国(サウジアラビア・アラブ首長国連邦・バーレーン・エジプト)の内政に干渉しているとして非難した。

また同大臣は、カタールのシェイフ・タミーム・ビン・ハマド首長への反論として昨日(15日、土曜日)の第18回ドーハ・フォーラムの開催中に自身のツイッターアカウントにおいて、「カタールは対話を呼びかけているとしているが、同国の首長はサウジアラビアの首都リヤドで行われた湾岸協力会議(GCC)の首脳会議への同国首長の不参加を表明した。」と述べた。

加えて、同大臣は「カタールは国家間の相互尊重を呼びかけながら、我々の首脳陣や国家を四六時中非難している。また、カタールは内政不干渉を呼びかけながら、カタールこそが内政に干渉し、自らの謀略に関しては目をつぶっている。更に我々は彼らが言及する封鎖に関して何も関知していない」と述べた。

一方、カタールの首長はドーハ・フォーラムの開会の辞において、2017年6月5日以降同国と断交状態にある国々を非難し、「対話と内政不干渉を通じて湾岸の危機を解決するという我々の立場は変わることはなく、国家間における共生や善隣の問題は他の問題とは別物である」と述べた。

他方で、アラブ首長国連邦のアンワル・ガルガーシュ外務担当国務相はカタール首長を非難し、自身のツイッターのアカウントを通じて、「ドーハ・フォーラムにおいて、カタールの首長は内政干渉を否定したが、同国の政策を通じて依然として地域の周辺諸国に対する内政干渉を続けている。そしてそのダブルスタンダードは前首長の時代から続くものである。つまるところ、我々は前首長の支配下におり、現実的な形で若い指導者たちに物事のマネジメントを任せるような本質的な変化を見ることができないだろう」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:鈴木陽也 )
( 記事ID:45926 )