シリア難民をめぐり、ウシャク一発触発
2018年12月18日付 Cumhuriyet紙


ウシャク県エシュメ郡で、シリア人だといわれるある集団が地元住民2人を刺したことは、同郡に緊張をもたらした。二夜続けて(地元住民の)練り歩きがおこなわれた。エルギュデル県警察署長は同事件に関連し6人のシリア人を逮捕し、滞在許可を得ていない53人のシリア人を同郡から退去させた、と語った。

ウシャク県エシュメ郡で16日夜の22時頃、シリア人だといわれる10人の集団と同郡に暮らすオズギュル・Eさんとエヴレン・Kさんの間で、今も理由不明ないざこざが起きた。いざこざはすぐに大きくなり、集団のうちの数人がオズギュル・Eさんとエヴレン・Kさんを刺して事件現場から逃走した。通報により、負傷したオズギュル・Eさんとエヴレン・Kさんは事件現場へ派遣された救急車でウシャク大学教育研究病院に運ばれた。手当を受けた負傷者の健康状態は良好だという。

■エシュメ緊迫の夜

同事件が伝わった後、エシュメ中心街に集まった100人の集団がシリア人の滞在する家々に向かって、「エシュメにシリア人はいらない」とのシュプレヒコールを叫びながら練り歩いた。これに対し、警察隊はシリア人の滞在する家々へ派遣された。同地域で広範な治安対策が取られた。警察は、力づくで激怒した集団をシリア人の暮らす家々のある地域から遠ざけた。

■コジャブユク知事訪問

緊張が続く同郡では警察力が不十分な状況にあり、県本部から機動隊、警察援護隊、軍警察部隊が支援として派遣された。同郡広場に集った群衆は、以前に同様の事件を起こしたとされるシリア人は同郡にはいらないと話した。事件の知らせを聞いて同地区を訪れたウシャク県のフンダ・コジャブユク知事は、イブラヒム・エルギュデル県警察署長とヤルチュン・バイサル県軍警察大佐に対し、怒った群衆を説得するよう要請した。

■群衆はシリア人の暮らす地区を練り歩いた

ウシャク県エシュメ郡で16日、オズギュル・Eさんとエヴレン・Kさんがシリア人の集団と起きたいざこざの後、ナイフで刺されたことによって起きた緊張は16日夜まで続いた。19時30分頃、集まった約300人は、(シリア人を)同郡から別の場所へ送ることを求め、シリア人が暮らすシェヒート・アリ・ベイ地区を練り歩いた。同地区とその周辺で治安対策をとる警察と軍警察は、群衆の行く手を阻んだ。しかし、治安部隊のバリケードを越えた数人が、シリア人の暮らす家々へ投石した。緊張が高まったため、同郡を訪れたウシャク県のエルギュデル県警察署長が怒った群衆を落ち着かせようとした。

■群衆は解散したが、治安対策は継続

ウシャク県イブラヒム・エルギュデル県警察署長は、興奮してやってきた地域住民に拡声器を使って落ち着かせようとした。同署長は街のバザールに集まった住民に話しかけ、この事件に関連し6人のシリア人を逮捕、滞在許可のない53人のシリア人を同郡から退去させたと話した。約2時間続いた事件の後、群衆は同県警察署長の説得のあと解散した。(治安対策)チームは同郡で起こりうる事件に対処するため治安対策を継続している。

■コジャブユク知事訪問

フンダ・コジャブユク知事は事件の拡大後にエシュメ郡を訪問し、郡庁舎でエルギュデル県警察署長とヤルチュン・バイサル県軍警察大佐から情報を入手した。

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(翻訳者:岸田圭司)
(記事ID:45937)