シリア:続々とアラブ諸国大使館がシリアでの業務を再開(1)
2018年12月30日付 al-Watan 紙

■アラブ首長国連邦とバハレーンに続き..クウェート大使館の再開も「間近」..外交使節がダマスカスに復帰..アラブと欧米諸国はアサド大統領の勝利を認める形に(1)

【本紙:諸通信社】

ダマスカスでアラブ諸国の大使館の再開が加速する中、イスラエルはアサド大統領が一週間で数多くの勝利を実現したと認めた。その一方で、欧米メディアは、欧米がシリアにおける計画の実施に失敗したとの見方を示した。

バハレーンが先週木曜日(28日)にダマスカスにおける大使館業務を継続すると発表したことを受け、バハレーンのハーリド・ビン・アフマド・ビン・ムハンマド・アール・ハリーファ外務大臣は昨日(29日)、自身のツイッターのアカウントを更新し、シリアは「地域における主要なアラブ国家である」と述べた。また「我々はシリアの味方であり、あらゆる侵害行為からシリアの主権と領土を守り、シリア全土における安定の回復、および同胞たるシリア国民の安全と繁栄を実現する」と続けた。

さらに一昨日(28日)には、バハレーンは在ダマスカスバハレーン大使館の業務継続を発表し、在マナーマシリア大使館は通常業務を行っていると指摘した。

時を同じくして、クウェートの『カバス』紙は昨日(28日)、匿名のシリア情報筋から「(在ダマスカス)クウェート大使館の再開は間近となった」との情報を得たと報じた。また、同紙は複数のクウェート情報筋によると在クウェートシリア大使館は1日たりとも業務を中断しなかったと伝えた。

(2)に続く

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( 翻訳者:片居木周平 )
( 記事ID:46021 )