リビア:国連開発計画やEUはリビアへの開発支援を行う
2019年01月06日付 al-Hayat 紙


■国連:年内にリビアの警官1800人以上を訓練

【トリポリ:本紙】

国連開発計画(UNDP)は、3つの訓練機関の開設し、2019年中にリビアの警察官と司法警察官1800人以上の訓練に着手すると発表した。

UNDPは昨日土曜日(1月5日)、「この計画の開始は、リビアの法の支配と治安を担う組織を構築するための新たな一歩である。また、同計画は警察と治安部隊の共同計画の枠組みの中で行われる」と述べた。

また欧州連合(EU)は、昨年2018年12月に、イタリア、国連、国連児童基金(UNICEF)が「リビアの再安定化と社会的・経済的開発」計画に参加することを発表した。同計画は、3年間にわたり、EUが5000万ユーロを融資し、生活環境改善およびリビア全土の24の地方自治体に住む最も弱い立場にある住民の能力改善を目指す。

EU代表部は、「リビア当局とそのパートナーは会合を行い、同計画が地方自治体を支援することを通じて、リビア国民のニーズに直接的に応えることができる可能性について議論した。他方、同計画の目標は地方自治体の強化であり、その目的は復旧作業を通じた基礎的な(公共)サービスの提供および物資や能力開発活動の提供である。また同時に、教育、健康、水、公衆衛生部門にも注力する」と述べた。

一方、アラン・ブゲジャ駐リビアEU大使は「この計画こそ、EUが融資する最大の計画である。リビアの地方自治体による主要な公的サービスの提供を改善するため、直接的な支援を行う」と述べた。

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( 翻訳者:藤木郁理 )
( 記事ID:46048 )