パレスチナ:帰還の行進でパレスチナ人が射殺される
2019年01月12日付 al-Hayat 紙

■イスラエル軍の発砲によりパレスチナ人が負傷、射殺される

【ラマッラー、ガザ:本紙】

イスラエル占領軍は昨日(金曜日)、ヘブロンで銃を発砲し、パレスチナ人の青年を殺害した。医療機関の情報筋は、イスラエル軍の発砲により昨日(11日)、ガザ地区の東部境界付近の帰還の行進に参加したパレスチナ人が1名死亡、その他数名が負傷したことを明らかにした。

ガザ地区のパレスチナ人数百人は、同地区の東境界線上にあるイスラエル軍との接触地点に集結し始めた。金曜日の帰還の行進に参加するためだ。

帰還の行進と封鎖撤去のための国民機構は、帰還の行進への広範な大衆の参加を呼びかけ、以下のように述べた。「帰還の行進は封鎖を解くこと、パレスチナ人民の困窮の解消、占領軍との戦いの継続、捕虜の支援を主張するメッセージである」。

今回の金曜日は、3月30日に帰還の行進が始まって以来、41回目の行進日である。3月30日の行進では、パレスチナ側の統計によれば、220人以上のパレスチナ人が死亡し、2万4千人が負傷・意識不明となった。この平和的行進は、2007年半ばよりガザ地区にイスラエルが科してきた包囲の解除を目的としている。

(後略)

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( 翻訳者:大野和輝 )
( 記事ID:46089 )