ギリシャ・トルコ合同捜査、覚せい剤、大量押収ークルド組織関与か
2019年01月11日付 Hurriyet 紙


トルコとギリシャの薬物取締捜査官によって、ギリシャのピレウス港で行われた(捜査)作戦で、コンテナ1基内で押収した覚せい剤が錠剤数にして4、500万個あることが明らかにされた。輸送はテロ組織民主統一党(PYD)/人民防衛隊(YPG)によって企てられたとも発表された。

アナトリア通信社(AA)特派員が得た情報によれば、覚せい剤の売人を法廷で裁くために(捜査)活動を休みなく続けるトルコの薬物取締捜査官は、1月7日にギリシャのピレウス港でシリアから来たコンテナ1基内に大量の覚せい剤の錠剤があるとの情報にたどり着き、ギリシャの薬物取締捜査官との合同(捜査)作戦が行われたという。
作戦後、コンテナ内で行われた捜査で、鉛のブロックの中に隠しこんだ大量の錠剤があると確かめられた。

■4、500万個の覚せい剤錠剤

押収した覚せい剤の錠剤の計量を完了したギリシャ警察は、押収した重量750kgの錠剤の数は4、500万個であると確かめた。
この覚せい剤の輸送はテロ組織民主統一党(PYD)/人民防衛隊(YPG)によって企てられたと発表された。

■「標的を撹乱するために……」

主犯格の逮捕について、両2ヵ国の麻薬捜査部門によって進められている(捜査)活動が続いていると伝えられた。この件についてギリシャ側部門により1月9日に行われた発表で、標的をそらすためにクロアチアにおいて行われた作戦後、覚せい剤を積んだ船舶がピレウス港に移されたと明らかにし、ここで行われた作戦で押収したコンテナ内にあった鉛の板544枚の中に隠しこんだ覚せい剤の量は約100万個であると伝えられた。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:46092 )