イランにおける自然環境の危機、10年後頂点に達する
2018年12月08日付 Hamshahri紙


ホラズム大学の地政学教授は、国内の様々な地域での水の危機から生じる移住に言及して以下のように述べた。「方策無き移住、特に北部都市が、農業への移住によって、農業地の消失や農業地利用の変化、さらには食料保全の危機が生じてきた。」

ISNA(イラン学生通信)によると、モラード・カーヴィヤーニー教授は次のように述べた。
「イランの気候変化の問題は2つの形で明らかになった。1つは降雨の減少、そしてもう1つは湿度の上昇であり、この状況はイランの他の地域よりもイラン中央部と東部において顕著である。この問題のせいで、フーゼスターンのような地域から中央部へ水源が移動し、この地域にも影響を与えるようになった。」

彼は続けて述べた。「カールーン川の支流からの水の移動によって、フーゼスターン州へと流れる水は減少し、この地域の水が不安定な状況にさらされているのだ。これは、チグリス川とユーフラテス川の水の減少とともに、この地域の問題を2倍にしている」。

カーヴィヤーニー教授はフーゼスターン州における水不足が住民移住の要因と見なし、次のように述べた。「多くの人々が水不足のために移住を決断し、このためこの地域の多くの移民が中央地域に移動し始めている。テヘラン、キャラジ、ガズヴィーンやカスピ海沿いの都市は、水不足のために移住を始めるフーゼスターン市民が目指す土地である。」

カーヴィヤーニー教授は続けて、イラン中央地域の地下水源の枯渇に関して次のように警告した。「エスファハーンやファールス、ケルマーンのような地域がこの状況に直面している。この地域の降雨の減少によって農業が行われず、農民は以前の状態に戻るという希望を失っている。」

このホラズム大学の教授はスィースターン・バローチスターン州での水不足に関しても次のように指摘した。「この他の地域ではすでに農業用水の確保が出来ず、そのためスィースターン・バローチスターン州の住民も移住を強いられ、多くの北部都市を目的地として選んでいる。方策無き移住、特に北部都市への移住によって、農業用地は喪失し、用地の利用方法が変化し、食料保持の危険へと陥っている。」

カーヴィヤーニー教授は、この問題の国内規模での解決策は唯一法律や規則の見直しであると見なし、付け加えた。「担当者も国民も共に状況の改善に協力し合わなければならない。もしも今未来への意識がないのならば、様々な次元における不安定さが増し、10~15年先、自然環境の危機が頂点に達するだろう。」

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(翻訳者:A.I.)
(記事ID:46121)