サウジアラビア:「サウディア」がアテネへの定期直行便就航へ
2019年02月16日付 その他 紙

■「サウディア」がアテネへの定期直行便を就航へ

【ジェッダ:本紙】

サウディアは、今年6月5日からギリシャの首都アテネへの直行便を複数運行することに伴い、同社の国際線が今年中に新たな都市へ就航する。現在のところ予定されている直行便は週4便であり、リヤドのキング・ハーリド国際空港発となっているが、順次ジェッダのキング・アブドゥルアズィーズ国際空港発の直行便も今年中に運航する。

サウディアのサーリフ・ジャースィル総支配人は、「アテネへの直行便運航は、史上最大の刷新・成長プロジェクトが行われている当社にとって最も理想的な投資、および当社が国際線部門の事業を拡大している中でもたらされるものだ。なお、国際線部門における新規就航都市数のかつてない拡大の中で、同部門は昨年に前年比11%増という大きな成長を実現した」と明らかにした。

また、同支配人は「この(11%増という)数字が同社の国際線の運航拡大の方向性や世界的な航空会社の中での地位の強化、および国際輸送市場におけるシェアの拡大を表している。というのも、ここ3年間で各国の16の都市に定期直行便が就航したのだ」と述べた。

さらにジャースィル支配人は、「アテネ便の就航は、国内であれ、『サウディア』および『スカイチーム』アライアンスのメンバーが就航している他の都市であれ、国境を超える乗客に適切な選択肢を提供することで、ビジネスマンであれ、観光客であれ、巡礼者であれ、多様な層の『サウディア』の乗客の役に立つだろう」と明らかにした。

2018年、延べ3400万人以上がサウディアを利用し、そのうち1700万人以上が国際線の利用者であり、サウディア史上初めて国際線利用者が国内線利用者を上回ったと報じられた。

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( 翻訳者:庭野悠汰 )
( 記事ID:46316 )