保護委員会の決定:ガラタの石板は博物館に
2019年02月18日付 Hurriyet紙


700年間ハルプ門(ヤヌク門)の上にある、ジェノバの紋章があしらわれた石板は、歴史的なガラタ地区に相応しくない方法で鉄格子の中に入れられ、泥棒から守ろうとしているが、この石板に関しイスタンブル第二文化遺産保護委員会は決定を下した。

委員会は、歴史的な作品である大理石の紋章が早急にイスタンブル考古学博物館に移されるよう望んだ。その代わりにイスタンブル修復保護センターによって作られ たレプリカに据えるよう要求した。建築家スィナン建造のピール・メフメト・チェシュメ(泉水)の石板が盗まれると、700年間ハルプ門の上にあるジェノバの紋章を持つ石板が盗まれる前にイスタンブル考古学博物館で保護されるように、建築物修復文化財保護協会セルハト・シャーヒン協会長は、保護協会に先の12月申請した。

■ドリア家

鉄格子の中で泥棒から守ろうとしている紋章はドリア家のものである。紋章の中央にジェノバ市を設けた天使である聖ジョルジョの十字、両側にはデ・メルダ家とドリア家の紋章がある。シャーヒン協会長は、周囲で多数の泉水や墓の石板が盗まれていることに注意を引き、2863号法の範疇で保護が必要性である文化財の紋章がすぐに博物館に運ばれるよう望んだ。本紙は、2019年1月8日の記事で「歴史を鉄格子で保護」という見出しで紋章に盗難の危険性があると報じた。

■3回実行しなかった

イスタンブル第二文化財保護地域委員会は、2019年1月25日に召集された。委員会は、2010年、2012年、2014年にも同様な形で訴えがあり、委員会が紋章の保護を希望したことに触れた。しかし、関係機関及び自治体がこの決定を実行に移さなかったことに注意を引き、「歴史的なジェノバの城壁にあるハルプ門上にある紋章が即座に所在場所からイスタンブル考古学博物館に保護され、レプリカがイスタンブル広域市とイスタンブル修復保護センターと地域工房によって準備・設置され、この件が考古学博物館の調整の下で実施されるよう」決定を下した。

■今回は実行して欲しい

保護委員会は、さらにテルサーネ通りの北にあるジェノバの城壁を完全に保護するために、承認を得た修復プロジェクトを実行し、城壁周辺地域にある駐車場を除き、金閣湾メトロ通過橋計画の完了後に明らかになる場所的価値と都市としての価値を全体として踏まえた歴史的環境の保護と整備計画をすぐに法制化するよう要求した。委員会は、以前の決定についても触れて、市と関係機関に次のような警告を発した。「2863号法によると、文化財は公共物であることから、文化財の一層の被害を妨げ、再生を施し、未来への残すという目的で、上記した委員会の決定を即座に実行し、2863号法61項に基づいて委員会の決定に従うことは法的な強制力があることを、関係自治体にお伝えすることを決定した。」

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(翻訳者:新井慧)
(記事ID:46320)