TUSIAD新会長にカスロウスキ氏選出
2019年02月21日付 Cumhuriyet 紙

トルコ実業家協会(TÜSİAD)の第49回定例会議が2月20日イスタンブルで開かれた。TÜSİADはこの日新会長を選ぶことになっていた。TÜSİAD新会長の唯一候補はシモン・カスロウスキだった。

シモン・カスロウスキは1963年にイタリアのトリノ市で生まれた。父親はアルド・カスロウスキ、母親はギア・カスロウスキである。オルガニキ・キミヤ社社長であるステファノ・カスロウスキとは兄弟である。イスタンブルにあるピエール・ロティ高校を1980年に卒業。同年入学したマサチューセッツ州ウォースターにあるクラーク大学学士課程を1984年に修了した。

シモン・カスロウスキは1985年以降、父親が1965年に設立したオルガニキ・キミヤ社の製品のために輸出市場の拡大に着手した。シモン・カスロウスキはトルコにおける繊維染色販売の拡大を担った。1993年にオルガニキ・キミヤの販売部署の責任者となり、投資計画等を積極的に担当した。生産規模は3倍になり、1995年には会社のCEOとなった。1989年から1992年の間に50%をイタリアの会社が出資する形で繊維部門に特化した化学繊維を生産する企業を設立し、経営した。

オルガニキ・キミヤは当該企業のオランダのロッテルダム、スイスのルガノ湖とイスタンブルのヨーロッパとアジアの両大陸側にある工場、大規模な活動を見せる卸売業の活動に加え、継続中の大きな計画によって成長を確実なものとした。すでに2002年よりイスタンブルにあるイタリアの商工会議所の運営委員会メンバーであり、2012年以降はWPOとTÜSİADの運営委員会メンバーとなり、2016年にはTÜSİADの副会長を務めた。
TÜSİADが2017年1月12日に開いた第47回定例会議でTÜSİADの会長としてエロール・ビレジキが選出された時、シモン・カスロウスキが国際関係とEU円卓会議担当長として副会長に任命された。
シモン・カスロウスキは英語、フランス語、イタリア語、トルコ語に堪能。
シモン・カスロウスキは既婚で2002年、1994年、1991年生まれの3人の子供がいる。

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( 翻訳者:黒川なつみ )
( 記事ID:46334 )