サウジアラビア、初の女性大使任命
2019年02月24日付 Hurriyet紙


サウジアラビア初の女性駐米大使、リーマ・ビント・バンダル・ビン・スルタン・ビン・アブドルアジーズ・アル・スード王女は、元駐米大使であった父バンダル・ビン・スルタン・ビン・アブドルアジーズ氏の帰任から14年ぶりに同職に就任した。サウジアラビア史上、初の女性大使となる。

 皇太子兼国防大臣のムハンマド・ビン・サルマン氏は、会議に出席するためエジプトにいた父のサルマン・ビン・アブドルアジーズ国王の代わりに初めて勅令を出し、駐米大使である兄弟のハリード・ビン・サルマンに代えてリーマ王女を指名した。
 サウジアラビア史上、女性初の大使に就任することとなったリーマ王女は、元駐米大使である父バンダル・ビン・スルタン・ビン・アブドルアジーズ王子の5期後に、同職に就く。
 サウジアラビアの2030年ビジョンの枠組みでは、女性の権利向上に関する一連の取り組みが実施される一方、女性の労働市場への参加促進が目標とされている。リーマ王女の女性初大使就任も、この枠組みの取り組みの一環と言われている。

■外交一家のリーマ王女

 1975年リヤドで生まれたリーマ王女は、アメリカのジョージ・ワシントン大学で博物館学専攻を卒業した。外交一家に生まれたリーマ王女(44歳)の父バンダル・ビン・スルタン氏は、1983年着任した駐米大使の職務を2005年まで務めた。リーマ王女の叔父トゥルキ・アル・ファイサル氏も、バンダル・ビン・スルタン氏の直後に駐米大使に任命され2年間務めを果たした。2015年に他界し、“サウジの外交王子”として知られていたリーマ王女の別の叔父サウード・アル・ファイサル氏は、約40年間外務大臣を務めていた。
 2014年、リーマ王女はアメリカの有名経済誌フォーブスによる「アラブで最も力のある女性200人」に選出された。同年、ファスト・カンパニー社の雑誌も「最もクリエイティブな人々」ランキングに王女を選出した。
 サウジ国内創造的事業諮問会議と超グローバル諮問会議のような国内外の諮問会議にかかわっていたリーマ王女は、2016年スポーツ総合委員会の女性部門で副会長に就任し、政府内の業務にも携わっていた。また2017年には、ムハンマド・ビン・ラシード・アル・メキトゥム・スポーツ賞を受賞している。
 リーマ王女は、先月もスイスのダボスで行われた第49回世界経済フォーラムとニューヨークで開催されたあるフォーラムでサウジ代表として出席していた。

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(翻訳者:甲斐さゆみ)
(記事ID:46348)