60トン・トマト、害虫混入でロシアから返品
2019年02月25日付 Cumhuriyet 紙

ロシア連邦動物植物検疫監督局 (Rosselhoznadzor) のブリャンスク及びスモレンスク地域の当局は、トルコから送られてきた59.9トンのトマトが自国に入ることを許可しなかった。

ロシア連邦動物植物検疫監督局の声明によると、仮倉庫で行われた検査の際に、トルコから3回に分けられて送られてきた59.9トンのトマトに生きた幼虫が寄生していた。

このため、生産品はロシアで市場に出荷されず、生産会社に返品されたことが、明らかになった。

トルコのジェット機が2015年11月にロシア機を撃ち落としたために、2016年以降1月以降、トルコからトマトも含めた一連の農産物の輸入が止められていた。

スプートニクに掲載されたニュースによると、トルコ側が公式に謝罪した後、農産物に対する禁止を徐々に撤廃した。しかし、ロシアの地元生産者に貸付金が与えられていたため、トマトの輸入の禁止は続いた。長い交渉の末、ロシアは、2017年11月以降トマト輸入を解禁し、トルコから輸入されるトマトの輸入量を5万トンと規定していた。

ロシアで生産された牛肉がトルコの市場に出回ることを許可したことへの見返りとして、トマトの輸入量は、1月には10万トンに引き上げられた。

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( 翻訳者:鈴木 唯 )
( 記事ID:46359 )