エルドアン大統領、女性の日メッセージ
2019年03月07日付 Hurriyet 紙

エルドアン大統領は、3月8日の国際女性デーに際してメッセージを公表した。エルドアン大統領は、「女性が生活のあらゆる場面において相応しい立場に立つために必要な措置を講じ、その可能性を保障した。その後も、私たちは、2023年を目処に着実に歩み、かけがえのない女性たちのあらゆる分野における将来を更に支えていく決意である。」と述べた。

エルドアン大統領は、メッセージでは次のように表明した。
「苦労そして愛に満ちた勇気、または献身によって、私たちの世界を美しいものに変え、より住みよい状況をもたらし、人間性への望みを芽吹く、我が国の女性の皆さん、私から世界女性デーをお祝いする。

私たちは、「天国は母親達の下に広がる」ということを信じ、女性そして男性を、ロケットペンダントの二つの顔のように認識する文明に属しており、就任から今日まで、家族生活において、職場で、教育において、健康面で、そしてその他全ての分野において女性たちの状況を、権利そして正義を軸とする理解を通じ、高めていくために、大変重要な取組みを行った。

女性が生活のあらゆる場面において相応しい立場に立てるよう、必要な措置を講じ、可能性を保障した。その後も、私たちは2023年を目処に、かけがえのない女性たちのあらゆる分野における将来を支えていく決意である。

女性も男性も、まず全てのことに先んじて人間であるという真理を忘れて、彼女たちを、人種差別の一種である性差別主義の色眼鏡によって見る者たちの見方を変えていく努力を一瞬たりとも諦めるつもりはない。

女性への敬意は、私たちの価値体系、私たちの伝統そして習慣、私たちの歴史、社会生活の基礎をなす力である。政治、経済そして教育をはじめとする社会生活において、女性を除外するという理解が受け入れられていることは、間違いなく、女性たちにとってのみならず社会全体における損失である。

女性に向けた暴力そして圧迫は、我が国のみならず、全世界の女性の抱える問題である。身に振りかかる不当な仕打ち、理不尽さ、差別に対し女性の傍にあることは、人間である全ての人の義務である。このことの理解、そして我が国で女性たちが性別を理由とする搾取にあうことについては常に反対であること、彼女らの権利について私たちは最大限のサポートを行うことを一度より明確にしたい。

我が国を、献身によってより豊かにし、全ての女性に対し例となるような成功によって評価され、若い世代の模範となり、将来の脅威に断固として立ち向かう、勇敢で自信に満ちた女性たちが未来へと歩むことは、私たちの最も重要な保証である。

この考え方でもって、暴力の犠牲となり、勤務中に殺害された、7月15日クーデター未遂の際に亡くなった方たちを筆頭に、私たちの国の永続そして将来のために殉職したこの国の全ての女性に感謝と追悼の意を表します。全員にアラーからのお恵みがありますように。

また心から愛する子供、伴侶、父親、兄弟たちを、祖国のために失った殉職者の親族たちにアラーから忍耐が授けられますように。女性と男性、全ての国民へ、心から挨拶する。」

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( 翻訳者:宮崎友裕 )
( 記事ID:46410 )