オランダのバス車内銃撃、犯人はトルコ出身男性
2019年03月18日付 Hurriyet紙


オランダの銃撃事件で3人が死亡、9人がケガをした。事件を起こしたギョクメン・タヌシュ容疑者は、「家庭内の問題」を理由に、路面電車に乗っていた親族に発砲し、その後救助に入ろうとした人々に発砲したことが明らかになった。
カイセリ県に住む容疑者の父、メフメト・タヌシュ氏は、「息子とは11年間会話がなく話していない。彼がやったのなら彼は罰を受けなければならない」と述べた。オランダの公共放送機関NOS(オランダ放送協会)は、容疑者がかつて暴行や様々な脅迫行為していた記録があるという証言を取り上げた。
オランダメディアは、トルコ系のギョクメン・タヌシュ容疑者が逮捕されたと報じた。


オランダのユトレヒト市にあるアウデライン病院近くで、今朝現地時間10時45分、路面電車で銃撃事件が発生し、3人が死亡、9人がケガを負った。事件を起こした疑いで捜査されたギョクメン・タヌシュ容疑者は、ヨズガト県生まれであることが分かった。一方でユトレヒト市のヤン・ファン・ザーネン市長は、警察および検察報道官とともに記者会見を行い、同市の「10月24日広場駅」で起きた銃撃事件の実行犯、ギョクメン・タヌシュ容疑者が逮捕されたことを明らかにした。

■「やったのなら罰を」

ギョクメン・タヌシュ容疑者の父、メフメト・タヌシュさんは、何年も前にヨズガト県ボアズルヤン郡のスルチャルから家族とともにオランダへ移り、2008年に妻と離婚してトルコに戻ると、カイセリ県へ移り住んだことが分かっている。2度目の結婚をしたメフメト・タヌシュさんは、前妻との子でオランダで生活を続けている息子のギョクメン・タヌシュ容疑者と、11年間会っていなかったと述べた。
デミロレン通信社(DHA)に対し、父親のタヌシュさんは、息子はおじの娘と結婚したが、2ヵ月後には離婚したと話した。

メフメト・タヌシュさんは、銃撃事件のことは知らないとして次のように述べた。
「息子とは11年間会話がなく、話していない。2008年以来彼とは会っていなかった。彼が事件を起こしたということに関して、私は彼のその瞬間の精神状態が分からない。人は同じ家で暮らす子供のことさえ分からないものだ。彼がやったのなら彼は罰を受けなければならない。私に何ができようか。誰にも人の命を奪う権利などない。事件を起こした者はオランダにいて、私はここにいる。私は11年前に戻ってきた。誰がどう言おうと、彼が何をしてどう暮らしていたか私は知らない。私は彼らを、彼らも私を拒み、会話をしていない。かつて彼に攻撃的な態度はなかった。その間に11年が過ぎた。彼がどんなことを経験してきたのか私には分からない。」

■容疑者逮捕

ロブ・ファン・ブレー警察報道官は、警察が得た新たな情報に基づき容疑者が逮捕されたと明らかにした。

ヤン・ファン・ザーネン市長は、銃撃事件の原因が未だ判明していないとし、死亡した被害者の遺族や負傷者、事件の現場に居合わせた人たちに寄り添うと述べた。

■容疑者の膨大な記録

オランダ公共放送組織のNOSが報じたニュースによると、容疑者がかつて暴力や様々な脅迫行為をしていた記録があるという証言があるが、まだ確実ではないという。

■捜査地域に住むトルコ人が語った

オランダのユトレヒト市では、3人を殺害し9人を負傷させた容疑者がいたと思われる地域で、警察が捜査を続けている。
オランダ警察が容疑者の個人情報と写真を公開すると、その地方に住むトルコ人も捜査が進められているカナレンアイラント区を訪れた。

■精神的に問題を抱えていた

そのトルコ人らは、「私たちが知る限りでは、容疑者は義理のおば(あるいは兄弟の妻)を殺害してから路面電車に乗り、次の駅で降りたあとも2人をその場で殺害している。(容疑者は)トルコ人だと言われているが、そうでないことを願う」と述べた。警察が事件の容疑者として発表した名前を知っているという別のトルコ人らは、「精神的に問題を抱えていて、家庭にトラブルがあった人だ。刑務所に入っていたことがある。オランダ政府はこのことをテロと関連付けているが、私たちはそうは思わない」と話した。

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(翻訳者:金戸 渉)
(記事ID:46462)